実に4年ぶりとなるFIMトライアル世界選手権がモビリティリゾートもてぎで開催されるのを機に、Hondaウエルカムプラザ青山にて、世界選手権 16年連続シリーズチャンピオンのRepsol Honda Teamトニー・ボウ選手、2022年総合5位のガブリエル・マルセリ選手によるスペシャルデモンストレーションが行われました。
また藤波貴久監督と全日本トライアル 10年連続チャンピオンの小川友幸選手がゲスト解説、小林直樹氏がMCという豪華ラインナップ
トニー・ボウとガブリエル・マルセリ両選手が、いきなり高いジャンプで柵を越えて特設会場にコースイン。観客の心を釘付けにしました。海外選手のデモンストレーションは決まったシナリオがあるものではなく、目の前のセクションをクリアしたら次の選手がさらに上級のテクニックを使って越えていくというもの。マルセリ選手のラインをボウ選手がまた違ったアプローチで攻めていくところに歓声があがり、また二人でスロープをウィリーでバックしたり息の合ったところも披露するなど、トコロ狭しと駆け回りました。至近距離で見るトライアルをチャンピオン小川選手と藤波監督の豪華解説が楽しめるという、デモンストレーションならではのサービスぶりに大いに盛り上がりました。
デモは本当に短い時間でしたが、本番のもてぎでは自然の地形を生かしたセクションで、選手の表情が分かる距離感で世界最高のテクニックをたっぷりと見ることが出来ます。トライアル世界選手権は土日にわたって開催されます。週末はボウ選手、マルセリ選手そして藤波監督の応援に、モビリティリゾートもてぎに足を運んでみてはいかがでしょうか。
チケット情報など、モビリティリゾートもてぎ、トライアル特設ページはこちら(https://www.mr-motegi.jp/wctrial/)から
(文・写真:楠堂亜希)