YAMAHA YZF-R1 レースベース車 車両解説
欧州向けモデルの基本スペックをそのままに、レース仕様としてリリースしてきた“レースベース車”。2013年モデルではR1とR6それぞれに設定されたが、R1のレースベース車は、2012年モデルでモデルチェンジされたものを継続販売、R6は2011年から販売されているモデルを2013年シーズン向けに継続設定となっていた。
そして2015年4月には、フルモデルチェンジとなった2015年モデルのYZF-R1をベースにレース仕様とされたモデルとなっている。基本的には、欧州仕様車をベースに、灯火類の装備などを省いたモデルで、2月26日から3月25日までの期間限定で予約受注販売された。
最近では、2017年型YZF-R1をベースにレース仕様としたモデルを2017年4月にやはり2016年12月19日から2017年1月31日までの予約期間限定で受注生産、販売している。
今回も2020年モデルのYZF-R1をベースに、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)や、EBM(エンジンブレーキマネジメント)、BC(ブレーキコントロール)などの電子制御システムをサーキット向けにセッティング、採用したモデルで、第1次が2020年9月4日~9月30日、第2次が2020年10月1日~11月30日の期間限定予約による受注生産という販売方法をとっている。予約窓口は全国の「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」へ。
ヤマハ ニュースリリースより (2020年9月4日)
「YZF-R1 レースベース車」を受注生産で発売
~サーキット走行専用モデル~
ヤマハ発動機株式会社は、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車」の2021年モデルを、本日より予約受付を開始し(予約期間限定)、2021年1月29日に発売します。
「YZF-R1 レースベース車」は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R1」をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデルです。2021年モデルでは、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)や、EBM(エンジンブレーキマネジメント)、BC(ブレーキコントロール)などの電子制御システムを採用しています。
第1次2020年9月4日~9月30日、第2次2020年10月1日~11月30日の期間限定予約による受注生産で、予約窓口は全国の「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」です。
- <名称>
- 「YZF-R1 レースベース車」
- <カラー>
- ・ブラックメタリックX
- <発売日>
- 2021年1月29日
- <メーカー希望小売価格>
- 「YZF-R1 レースベース車」2,255,000円(本体価格2,050,000円/消費税205,000円)
- <販売計画>
- 受注期間における予約受注分を販売
- 第1次 予約受付期間:2020年9月4日~9月30日→車両・キットパーツ納期:2021年1月29日より順次
- 第2次 予約受付期間:2020年10月1日~11月30日→車両・キットパーツ納期:2021年4月下旬より順次
- ※予約受付時期により納期が異なることがあります。また上記の納期は目安となります。
- ※ヘッドランプ、ポジションランプ、ミラー、ホーン、タンデムシート、タンデムステップ、リアフェンダーカバー、グラフィック類の装備を省いた状態での出荷となります。
- ※購入特典:サーキット走行専用部品の「ワイヤーハーネスセット」と「ECU」(F.I.マッチングソフトウェア含む)は、本体とは別送となります。
- ※「YZF-R1 レースベース車」は、国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
- ※保証(クレーム)の対象外製品となります。