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KRT、鈴鹿8耐参戦を発表

 昨年の鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)で26年ぶり2度目の優勝を果たした川崎重工のファクトリーチーム「Kawasaki Racing Team(KRT)」が、7月16日(木)から19日(日)に開催される今年の 鈴鹿8耐へ参戦することを発表、連覇を目指す。チーム名は「Kawasaki Racing Team Suzuka 8H」。

 ライダーは昨年同様、スーパーバイク世界選手権(WSBK)を戦う3名を起用。Kawasaki Racing Team WorldSBKから同選手権5連覇中のジョナサン・レイ、そして今年KRTに移籍したアレックス・ロウズというイギリス出身の鈴鹿8耐優勝経験者、そしてKawasaki Puccetti Racingのスペイン出身シャビ・フォレスという顔ぶれとなる。監督はギム・ロダ、マシンはNinja ZX-10RR(鈴鹿8耐仕様)。


ジョナサン・レイのコメント
「まずは今猛威をふるう新型コロナウィルスについて、世界中の皆さんの健康をお祈り致します。今は皆さんの安全が第一ですが、エキサイティングなニュースもお届けできて嬉しく思います。8耐は私にとって大きなモチベーションであり、また参戦できることを大変喜ばしく思います。肉体的にも精神的にも非常にタフなレースですが、昨年に続き今年もまた勝ちたいと強く思います。今年もチーム一丸となって連覇を目指します。8耐で皆さんに会えるのを楽しみにしています」


アレックス・ロウズのコメント
「新型コロナウイルスにより私たちは深刻な事態に直面しています。私たちは一致団結しお互いを支え合い、家族や恋人をサポートし、この困難な状況を一緒に乗り越えていく必要があると考えています。他方で、8耐参戦という明るいニュースをお伝えできて嬉しく思います。昨年素晴らしい仕事をして勝利を収めたチームに加わって連覇に挑戦できることを楽しみにしています。鈴鹿をNinja ZX-10RRで走るのは初めてですが、日本のファンの応援を受けながら走るのは大変楽しみですし、その応援が力になると思います。連覇に向けて全力を尽くしますので、皆さん応援よろしくお願いします」


シャビ・フォレスのコメント
「新型コロナウイルスのために大変な状況が続いていますが、一刻も早く日常を取り戻せるよう最善を尽くしましょう。8耐についてですが、昨年優勝した素晴らしいチームでジョナサン、アレックスと共に参戦できることを非常に嬉しく思います。カワサキにとって連覇をかけた重要なレースですし、私にとっても楽しみな挑戦です。連覇に向けて皆さんの応援を心待ちにしています」
2020/03/31掲載