メディアを対象に取材会も行われた「Hondaバーチャルモーターサイクルショー」のブースでは本来、大阪と東京MCショーで行われたであろうプレスカンファレンスも行われ、ホンダモーターサイクルジャパンの加藤社長より様々な説明や発表が行われた。その中の目玉はコンセプトモデルとして「CB-Fコンセプト」をワールドプレミアしたこと。昨年、生誕60周年を迎えたCBシリーズだが、その中でも世界に多くのファンをもつCB900F/750Fをオマージュ、市販バージョンの現実味も高いモデルだ。
また、免許を取得しても各種事情によりバイクを所持できないライダー、特に若年層を対象にバイクレンタルサービス「HondaGO BIKE RENTAL」(詳細はコチラhttps://www.honda.co.jp/news/2020/2200327b.html) を開始することを発表。そして、近年CB750FOURやNSR250などの部品再販売で話題となっている旧型モデルへの対応だが、新たにVFR750R(RC30)を対象とした「リフレッシュプラン」(詳細はコチラhttps://www.honda.co.jp/motorcycle-refresh-plan/ )を6月より実施予定であることも発表された。
新旧ホンダファン、そして老弱男女多くのバイクファンの皆さん、未来への期待を広げましょう!
世界初公開、CB-Fコンセプト
CBの”守り抜くこと・変革すること”を徹底的に議論し、導き出した提案のひとつだというコンセプトモデル。昨年、生誕40周年となったCB900F/750Fをオマージュ、中でもAMAスーパーバイクでフレディ・スペンサーらが駆り、今もCB-Fの象徴のひとつにもなっているCB750F改のイメージがカラーリング、バーハンドルあたりに感じ取ることができる。ベースは998ccの直4エンジンを搭載、プロアームを採用するCB1000Rで、車高はやや低められている。同クラスではZ900RS、KATANAが人気を博しているだけに、いつ登場しても不思議ではないモデルと言える。
モンキー、クロスカブ、スーパーカブが並ぶ横型エンジン車ブース。アニメ「天気の子」に登場する車両を再現したピンクのスーパーカブ110スペシャルver(夏美スペシャル)はバイクレンタルサービス「HondaGO BIKE RENTAL」でも用意する予定だとか。