
千里浜ゴール
バイク冒険家の風間深志さんが主催するSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)が今年も開幕した。このイベントは日の出とともに日本海側を除く全国の海沿いをスタート、石川県の宝達志水町から羽咋市にかけて約8キロの長い砂浜、千里浜海岸をゴールに目指すもので、初日の5月24日は3,700台が参加した。
ライダーはスタート後、道の駅や観光スポット等指定された地点を巡りポイントを獲得しながら、最後に千里浜なぎさドライブウェイを快走。「おかえりなさい〜」と出迎えを受けて、手を振ったりガッツポーズでゴールゲートを駆け抜けていき、完走条件を満たしたライダーに完走バッチが授与されて「おめでとう」の掛け声で祝福された。
ドライブウェイ終点に設けられたゴール会場では、特設ステージや隣接するカフェでバイク界のレジェンド賀曽利隆さんや三好礼子さんによるトークショー、よさこいの演舞等ライダー歓迎イベントが開催。また、地元羽咋市から貝汁が振る舞われて、ライダーは雨で冷えた体を温めていた。SSTRは今年で13回め、能登半島地震復興をテーマに6月1日まで全9日間の日程で開催されて、12,500台に及ぶライダーがエントリーしている。
(文・写真:向笠暁彦)