すっかり春の風物詩となった大阪&東京モーターサイクルショー。大阪は第41回目、東京は第52回目となる春の祭典が、今年もやってきます。
今年のメインテーマは「いいね、バイク」。さらにサブテーマがあって、大阪は「バイク&ピース」、東京は「バイクって、想像以上だ」ってのも紹介されました。
■文:中村浩史
この数年のモーターサイクルショー人気はすさまじく、24年は大阪に7万2884人、東京に11万3905人を動員。ショー会場に行かれた方はご存知でしょうが、会場はもう満員ぱんぱん! それでも主催の日本二輪車普及安全協会は「日本のバイク保有台数を考えれば、もっともっとたくさんのお客さんに来て欲しい。来たくなるようなショーを目指したい」とやる気まんまんです。
※ショー風景の掲載写真はすべて2024年東京モーターサイクルショーのものです。
近年の来場者データでは、来場者のうち8割ほどが既存ユーザーで、残りの2割が「少しだけ興味がある」層と「バイクに興味ゼロ」の人たち。この2割を上手く刺激すれば、もっと動員が上がる、という目論見なのだと思います。
そのための一環として2025年の開催は、2.5次元アイドル「すとぷり」のメンバーであり、現在バイクの免許取得を目標にしている「さとみ」さん<https://strawberryprince.stpr.com/p/artists/satomi>が大阪/東京モーターサイクルショーのアンバサダーに就任。この後、2月末に発表されるテーマソングを担当するほか、会場ではスタンプラリーを設置し、スタンプラリー完遂者には、限定のショッパーがプレゼントされるそうです!
このサイクルショーのために書き下ろされたビジュアルや、会場内での楽曲放送&アナウンスなど、ショー全体をフォローしてくれるようです。サイクルショーのテーマソングは、後日「さとみ」さんのYouTube公式チャンネルで公開されるそうです。
さらにステージイベントや屋外&館内イベントもたくさん企画されていて、トークショーやトライアルデモアクション、東京開催ではBS11で放映されている「MOTORISE」ライブショーや、バイク芸人によるツーリングチーム「RGツーリングクラブ」のトークステージ、ブース出展も予定されています。
ニューモデルが見たい、バイクが欲しい、ヘルメットやウェアを選びたい、インカムはどれにしようか、新しいタイヤはなにを履こうか――そんなバイク界隈の想いをぜんぶ形にできるのがモーターサイクルショー。これがくると、いよいよバイクシーズンだねー、って実感がわいてくるのです。
- ■開催概要
- ☆第41回 大阪モーターサイクルショー2025☆
- 会期:3月21日(金曜)~3月23日(日曜)
- いずれも10時オープン/17時クローズ
- 会場:インテックス大阪 1/2号館、屋外展示場
- 〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102
- 2025年2月5日現在、出展予定は139社で、昨年の出展は134社でした。
- 入場料は前売りが一般2200円/18~22歳以下割引が1800円、18~22歳以下ペア割引が2名:3000円。当日は一般2600円/18~22歳以下割引が2100円、18~22歳以下ペア割引が2名:3600円。高校生以下と障がい者は入場無料としています。
- ☆第52回 東京モーターサイクルショー☆
- 会期:3月28日(金曜)~3月30日(日曜)
- いずれも10時オープン、18時クローズで、28日(金曜)は10時~13時に特別公開(プレスデー及び招待者入場)があり、一般公開は13時から。東8ホールは10時からオープン。最終日の30日(日曜)は17時クローズ。
- 会場:東京ビッグサイト 東1/2/3/8ホール、屋外展示場
- 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
- 2025年2月5日現在、出展予定は180社で、昨年の出展は173社でした。
- 入場料は前売りが大人2200円/ペア4000円/18~22歳以下割引が1400円。当日券は大人2600円、高校生以下と障がい者は入場無料としています。
- すべての問い合わせはhttps://www.motorcycleshow.orgへ!