■文・写真:高山正之
10月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、第27回カフェカブミーティングin青山が盛況に開催されました。会場のHondaウエルカムプラザ青山(Honda青山ビル1階)には、全国から個性的なカブファミリーが集結しました。
Honda青山ビルは、来年春以降に建て替えのため閉鎖されます。そのため、今年は現行のビルでは最後のカフェカブイベントになりました。そのせいか、運営側も参加者も熱の入り方が高かったように思えました。
参加台数は、19日が210台、20日が225台でした。それぞれ抽選で250台が選出されましたが、天候不順などで参加を見合わせたものと思います。二輪見学者用の地下駐車場は、2日間で延べ560台の利用がありました。合計すると、約1000台のカブファミリーが青山に駆けつけたことになります。
では、イベントの様子をダイジェストで紹介いたします。
■ほんの少しですが、会場で気になったカブ達です。
カフェカブ恒例のバイクフォーラムはThis is Hondaをテーマに、スーパーカブ誕生ストーリーとともに、人々の生活を支えてきたことを紹介。また、本田技研の経営基盤を支え、F1や四輪事業への参画に重要な役割を果たしたことなどが紹介されました。
■カフェカブイベントの恒例となっている、各賞の表彰の様子です。
【遠来賞】
【最年長賞】
【最年少賞】
【ゲスト賞】
【人気投票第3位】
【人気投票第2位】
【人気投票第1位】
【地下駐車場】
1997年11月3日文化の日、数名の発起人によってHondaウエルカムプラザ青山で第1回目のカフェカブイベントが開催されました。『文化の日に、歴史が長く販売台数が圧倒的に多いスーパーカブのファンに集まっていただき、バイク文化を語り合おう』という高邁な精神でスタートしました。その後、継続を重ねる毎に参加するファンが多くなりました。
Honda青山ビルは、展示できる台数が限られていますので、2015年から土・日曜日の2日間の開催になり、現在に至っています。関西や九州のファンから、ぜひこちらでもイベントを開催して欲しい、という要望に応え、発起人の一人である中島氏(現カブ工房代表)がカフェカブパーティーin京都(のちに関西)、九州、北海道の3か所で開催するまでに発展しました。
現・Honda青山ビルでの開催は一旦終了しますが、全国には沢山のカブイベントがあります。自分に合ったイベントを見つけてこれからもカブライフを楽しんでください。
(レポート・写真:高山正之)