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新車プロファイル2024
2024年に発売された新車の情報ページです

YAMAHA XMAX ABSがカラーチェンジして4色のニューラインナップに

XMAX ABSがカラーチェンジして4色のニューラインナップに




YAMAHA XMAX ABS 車両解説

 超ド級のフラグシップモデルとして「VMAX」が隆盛を極めた時代とはまた違った、新たな“MAX”シリーズとして「TMAX」が発売開始されたのは2000年。一見スクータースタイルながらエンジンを車体側にリジッドマウントし、走りの楽しさを一般的なスポーツモデルとそん色無いレベルまで追求。“オートマチックスポーツコミューター”として独自のユーザー層を開拓した。

 その“MAX”を新時代の“MAX”としてイメージ付けたのが2015年の1月にインドネシア市場向けとして発表されたグローバルスクーター「NMAX125」だった。翌2016年3月になって国内にも投入されたこの「NMAX125」は、ヤマハが走りの楽しさと燃費、環境性能の両立を高次元で具現化する“BLUE CORE”思想に基づいた次世代小型エンジンを搭載するニューモデルでもあった。

1)高効率燃焼、2)高い冷却性、3)ロス低減、の3点を徹底的に追求するというのが“BLUE CORE”エンジンの開発思想で、2014年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」へ搭載し、実に従来の同クラスモデル比で50%もの燃費向上を達成したという。「NMAX125」の最大の特徴といえるのがこの“BLUE CORE”エンジンで、VVA(可変バルブ)機構、冷却性とスペース効率に優れたラジエター、ロス馬力低減を図るオフセットシリンダーなどを主な特徴としていた。おなじ“MAX”ファミリーでも、さらなる新世代では走りの楽しさばかりではなく、環境性能も追求しているのが特徴だ。

 2017年4月には、平成28年国内排出ガス規制対応の155cc版エンジンを搭載する「NMAX155」が登場。余裕の走りと高速道路も利用できるさらなる使い勝手の良さを提供する軽二輪版の“MAX”ファミリーの誕生だった。

 そして2018年1月、その新時代の“MAX”ファミリーにフルサイズ250版、軽二輪クラスの“MAX”として新たに投入されたのが「XMAX ABS」だった。新“MAX”ファミリーの共通アイコンといえる精悍な2眼ヘッドライト採用のフロントフェイスに、おなじみ“ブーメランライン”を基調とするスタイリング、そして新設計、排気量249㏄の“BLUE CORE”エンジンを搭載していた。リアはスクーターで一般的なユニットスイング方式ながら、フロントにはモーターサイクルタイプの本格的なフロントフォークタイプを採用して「TMAX」からのスポーツコミューター的な走りのDNAを受け継いでいる。

 2019年4月には、カラー設定の変更で2019年モデルとして発売されたが、2021年7月にもカラーリングの変更のみで2021モデルとなっている。

 新色3色と継続色2色のランナップで、新色の「マットグリーニッシュグレー」は、2020年の「MAXシリーズ」のブランドカラーとして、グリーンがかったマットダークグレーを基本色とした新規性が高く洗練されたカラーリングに。「マットブルー」は現行モデルの基本色をアップデートし、上質さを向上。「マットブラック」はそれまでの基本色を継続しつつ、ゴールドホイールなどコンポーネントカラーを刷新してアグレッシブな印象をアップ。以上が新色で、現行の「マットシルバー」と「マットレッド」を継続販売としていた。

 2021年7月には、エンジンの平成32年排出ガス規制適合化を図りながら、シート表皮やスマートキーの質感向上、ヘッドランプの光量アップに加え、カラーリングをアップデート。“マットグレー”は、ホイールやグラフィックにブルーを配色し、パフォーマンスの高さを感じさせるカラーに。“グレー”は、ソリッドで艶のあるグレーを採用し。“マットダークグレー”は、ダークトーンのボディと、ホイールなどにあしらったゴールドのコンビネーションで洗練された質感を表現。“マットブルー”は、スポーティさとトレンド感を兼ね備え、前モデルでも採用したMAXシリーズで定評のあるカラー、計4色のラインナップとなっていた。

 2022年9月発売のマイナーチェンジは、新色4色を設定。“マットブルー”は、マットブルーのボディにブルーのホイールを組み合わせたオールブルーのコンビネーションで、ヤマハらしいスポーティさを表現。“マットダークグリーン”は 、MAXシリーズ最上級の「TMAX 560」同様、ダークトーンで深い緑味がかったグレーとゴールドホイールの組み合せにより、大人の優雅さを演習。“レッド”は、スポーティさとバイタリティをテーマに、ソリッドレッドのボディにブラックのコンポーネントパーツを組み合わせ、ダイナミックなスポーティさを表現したとしている。“ホワイト”は、グロスホワイトにブラックホイールを組み合わせ幅広い層に向けたスポーティなカラー。

 そして今回も4色ラインナップをすべて新しくして2024年モデルとして登場だ。
 MAXシリーズの新しいブランドカラーの“マットダークレディッシュグレー”をはじめ、深みのあるレッドフレーク、艶あり・艶消しブラックの組み合わせで質感にコントラストをつけている。そして上質感を強調した“ブラック”。ヤマハのレースシーンを想起させるブルーをホイールやエンブレムに採用する“マットダークグレー”、そして“マットライトグレー”は、ブーメランをモチーフとしたサイドカバーにマットグレーを配し、スポーティさと上品さを併せ持ち、XMAXのキャラクターを際立たせたカラーの以上4色のラインナップに。
 
 

XMAX。「マットダークレディッシュグレーパール1」(マットダークレディッシュグレー/ 新色)。
XMAX。「ブラックメタリック12」(ブラック/新色)。

 
 

XMAX。「マットダークグレーメタリック8」(マットダークグレー/新色)。
XMAX。「マットライトグレーメタリック4」(マットライトグレー/新色)。

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2024年3月14日)

スポーツスクーター「XMAX ABS」2024年モデルを発売
~TMAXと連携したブランドカラーやXMAXらしさを際立たせたカラーなど4色新採用~

 
 ヤマハ発動機販売株式会社は、水冷・249cm3の”BLUE CORE(ブルーコア)*”エンジンを搭載するスポーツスクーター「XMAX ABS」のカラーリングを変更し、5月9日に発売します。

 新しく採用したカラーは、4色です。”マットダークレディッシュグレー”は、「MAXシリーズ」の新しいブランドカラーで、「TMAX560 TECH MAX」とリレーションを図っています。深みのあるレッドフレークが自然光の下できらめきます。
 ”ブラック”は、艶あり・艶消しブラックの組み合わせで質感にコントラストをつけ、上質感を強調します。
 ”マットダークグレー”は、ヤマハのレースシーンを想起させるブルーをホイールやエンブレムに採用。「MAXシリーズ」に共通するスポーツスクーターの世界観を表現しました。
 ”マットライトグレー”は、ブーメランをモチーフとしたサイドカバーにマットグレーを配し、スポーティさと上品さを併せ持ち、XMAXのキャラクターを際立たせたカラーです。

 「XMAX ABS」は、2眼ヘッドランプやブーメランをモチーフとしたサイドカバーなど、「MAXシリーズ」のイメージを受け継ぐスタイリングに、軽快な走行性能や快適性・実用機能をバランスさせた人気モデルです。

※BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、”走りの楽しさ”と”燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より”BLUE CORE”を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「XMAX ABS」のエンジンもこの”BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号

 

<名称>
「XMAX ABS」
 
<発売日>
2024年5月9日
 
<メーカー希望小売価格>
715,000円(本体価格 650,000円/消費税 65,000円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
■製造事業者:PT.Yamaha Indnesia Motor Manufacturing ■製造国:インドネシア ■輸入事業者:ヤマハ発動機株式会社

 
<カラーリング>
・マットダークレディッシュグレーパール1(マットダークレディッシュグレ/新色)
・ブラックメタリック12 (ブラック/新色)
・マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー/新色)
・マットライトグレーメタリック4(マットライトグレー/新色)
 
<販売計画>
1,500台(年間、国内)




2024/03/14掲載