2018年よりロードレースの世界最高峰・MotoGPクラスへの参戦を開始したLCR Honda IDEMITSU(エルシーアール・ホンダ・イデミツ)の中上貴晶が地元・日本GP(10月1日決勝)を控え、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)と2024年の契約に合意した。
中上は2012年にロードレース世界選手権・Moto2クラスへ初参戦。世界で活躍するアジア人ライダーを育成するホンダの取り組みの一環として2014年からは「IDEMITSU Honda Team Asia(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)」より参戦。今年で6シーズン目のMotoGPクラスでの通算出場回数は95戦(第12戦サンマリノGP終了時点)となる。
中上貴晶のコメント
「2024年も引き続き『LCR Honda IDEMITSU』からMotoGPに参戦できることになりました。ここまで大変厳しい状況が続いており納得がいく結果を残せておらず、応援いただいているファンの皆様に申し訳ない限りでしたが、この報告を皆様にできたことは、自分自身にとってもうれしい限りです。来週は日本GPが開催されますので、ファンの皆様のご声援をエネルギーに変え全力で挑みたいと思います。少しでも上位でフィニッシュし、それをきっかけに、来シーズンにつなげられたらと思っています。最後になりましたが、日頃よりサポートしていただいている出光興産株式会社様、ならびにHonda様に改めて御礼を申し上げます」
渡辺 康治 株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長のコメント
「最高峰のMotoGPクラスで、来シーズンも引き続き中上貴晶選手と共に戦えて、とてもうれしく思います。出光興産株式会社様をはじめとする、多くの皆様からのサポートに感謝申し上げます。今シーズンは、これまでにないほどの厳しいシーズンですが、このような状況においても、中上選手ならびにHondaを応援くださっているファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えしたいと思っております。1日でも早くファンの皆様の期待に応えられるように、HondaおよびHRCが一丸となり、現状を打破したいと思っています」