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プロを夢見るキッズライダー達の新シーズンが始まった!


 オリジナルポケットバイクの74Daijiroを駆って参加する「大治郎カップ」が開幕した。年齢制限はなく、使用するマシンに合わせた3つのクラスに分かれ3月から11月のシーズン中、毎年5戦のシリーズ戦で戦われている。「大治郎カップ」へのエントリーは、埼玉県さいたま市のサーキット秋ヶ瀬のライセンスを持っていればだれでも参加OK。シーズン途中からのエントリーも可能だ。

 バイクの入門クラスとして愛されている。2003年から始まり、歴代のチャンピオンは世界へと飛び出している。卒業生の大久保光はMotoE参戦、長島哲太はロードレース世界選手権で活躍、現在はホンダのMotoGPテストライダーとして走り、代役参戦などで、MotoGPやスーパーバイク世界選手権に参戦している。浦本修充はスペインスーパーバイク世界選手権で、佐々木歩夢、小椋藍、鈴木竜生らはMoto2、Moto3で活躍している。開幕戦には小椋藍から、子供たちにTシャツのプレゼントがあった。

 決勝日の昼休みには前年度のランキング表彰式が行われた。74Daijiroクラスは和智恒晴、田中楓人、中山結互がシリーズタイトルを争い、大バトルとなった最終戦で、競り勝った和智がチャンピオンに輝いた。商品のヘルメットや、ホンダから10万円のパーツ代などを受け取った。

 74Daijiroクラス決勝は田中陸(8)がポールポジションからスタートして3台のトップ争いを制して初優勝を飾った。田中は「お父さんとお母さんがきっと勝てると自信をくれた。だから、勝てるって思って走った。優勝出来て嬉しいけど、やっとだなという気持ち。もっと勝ってチャンピオンになりたい」と語った。田中がポケバイに乗り始めたのは6歳の終わり、まだ、2年のキャリアで急成長して勝利を得て、今季のタイトルを目指す。2位は田中楓人(11)。3位は木村隆之介(7)、4位に中山結互(10)が入った。



開催地:サーキット秋ヶ瀬(埼玉県)
問い合わせ・エントリー申込先:有限会社サーキット秋ヶ瀬
〒338-0824 埼玉県さいたま市桜区上大久保1099
TEL:048-855-7862 / fax048-854-8280
http://www.akigase.co.jp/

大治郎カップレーススケジュール
第1戦:3月12日
第2戦:5月7日
第3戦:7月23日
第4戦:9月10日
第5戦:12月3日

Daijiro Cup
https://www.daijiro.net/




 一方、全日本ロードレース選手権最高峰クラスJSB1000に参戦するbabyFaceの津田一麿が「関西キッズグランプリ」とスタートさせた。

 「関西ではキッズライダーが参加できるレースが少なく、遠征しなければ出場できない状況でした。レースのための練習のはずが、レース参加までの期間が長く、練習のための練習となっているように感じていました、そこで、キッズレースの数を増やすために、各サーキットの協力を得て大会を開催することになりました。関西から世界に羽ばたくライダーが出て来ることを願っています」

 74DaijiroクラスとNSF100のふたつのレースを実施され、74Daijiroクラスには11台が参加、高橋慶志郎(11)が優勝。2位に田中楓人(11)、3位に高江洲湊都(9)となった。高橋と田中との差は0.008の僅差の熱戦だった。Mクラス(NSF100)には5名参加。濱地柊音(11)が優勝、2位に澤琉士郎(10)、3位に井上小鉄(11)が入った。

 開幕戦には一麿の兄・拓也も駆けつけた。拓也も全日本ロードレース選手権JSB1000に参戦するトップライダーだ。

※74Daijiroクラスのシリーズチャンピオンには、NSF100が贈られる。


問い合わせ:株式会社ベビーフェイス関西キッズグランプリ事務局
TEL:0721-24-8882 / fax0721-21-8898
e-mail:mail@KidsGP.com

関西キッズグランプリスケジュール
第1戦:3月19日 近畿スポーツランド
第2戦:7月9日 近畿スポーツランド
第3戦:10月22日 堺カートランド
第4戦:11月12日 近畿スポーツランド
※スポーツランド生駒でも2戦開催、近日中に発表予定

関西キッズグランプリ
https://www.kidsgp.com/

(レポート:佐藤洋美)







2023/03/30掲載