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国際舞台での功績を評価、池上が地元・戸田市より奨励賞

 ロードレース世界選手権(WGP)への登竜門として昨年初開催された10歳~14歳までのライダーを対象とした「MineGPジャパン」の初代チャンピオンとなった池上聖竜が、戸田市役所において菅原文仁市長から埼玉県戸田市スポーツ賞奨励賞が贈られた。

 池上は2022年11月にスペイン・バレンシアで開催された「FIM MiniGP Wold Final」
に日本代表として参戦した。同大会は昨年1回目が開催され、今年で2回目となる。世界16の国と地域で開催された「MiniGP World Series」でトップ2となった32人と、昨年のチャンピオンを加えた33名が参戦。その大会で、レース1で優勝を飾り、レース2は7位、ファイナルレースが4位で、総合3位となったことが評価された。

 奨励賞は、スポーツ分野における活躍を通じてスポーツ推進に貢献し、国際舞台での功績が著しい人物や団体に与えられる。名誉ある賞を受け取った池上は「総合1位を目指して参戦しましたが、総合3位で悔しさが残る結果でしたが、でも、賞を頂けたことが嬉しい。ポケバイを始めたのは3歳の頃、いつから始めたのか記憶になく、気が付いたら乗っていたという感じで、自転車に乗る前に乗り始め、世界を目指すようになりました。この賞を励みにこれからも頑張ります」と語った。

 授賞式には菅原文仁市長を始め、秋田大輔副市長、五条宏市民生活部長、池上の通う戸田市立美笹中学校の小高剛校長も出席した。池上は中学校2年生の14歳で、今季は、MiniGP は卒業して全日本参戦を予定している。

※写真のマシンはMiniGPマシンではなく、地方選参戦時に使用したもの。

(取材・文:佐藤洋美)







2023/02/02掲載