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全日本と鈴鹿8時間耐久参戦に加え「若手育成」を掲げての戦いを開始

 全日本ロードレース選手権に参戦するOGURA CLUTCH ORC with RIDE INが、東京オートサロン会場で体制発表を行った。

 ST1000クラスに新たに横山尚太が加わり、新井久美が継続参戦の2台体制でフル参戦する。ST600からのステップアップとなった横山は「チーム員になれたことは、とても光栄なことです。その期待に応えたい」と意気込みを語った。

 新井は、昨年初の全日本フル参戦を果たしたが、岡山国際でケガをしてしまい、最終戦まで走り切ることが出来なかったこともあり「ポイント獲得を目標とした。

 昨年12年ぶりの全日本JSB1000クラスにフル参戦した武田雄一は、今季は監督に専念するが、鈴鹿8時間耐久参戦権利を得るためのトライアウトのため第2戦鈴鹿2&4へ参戦する。チーム代表の坂本崇は第3戦SUGOにスポット参戦しライダーとしての活動も継続する。

 総監督は2020年ST1000に参戦、SUGOで不慮の事故で亡くなった岩崎哲郎としている。岩崎とチーム代表の坂本崇が鈴鹿8時間耐久を目指して結成したチームでもあり、その約束を果たすために昨年、武田雄一を迎え、悲願の鈴鹿8時間耐久参戦を果たした。だが、アクシデントやトラブルがあり、チェッカーを受けることは出来たが、完走扱いとはならずに悔いを残した。

 昨年は鈴鹿8耐参戦を目指した第一章とし、チームを応援する小倉クラッチ株式会社代表取締役社長・小倉康宏氏が「このままじゃ終われないだろう」との声で、チームとしての第二章が始まり、今季は全日本と鈴鹿8時間耐久参戦に加え「若手育成」を掲げての戦いを開始する。

(レポート:佐藤洋美)







2023/01/17掲載