最高峰クラスJSB1000に清成龍一が継続参戦する。昨年は、開幕前のケガで復帰は後半戦となったが、最終戦鈴鹿では表彰台をゲットする走りで、清成健在を示し、今季の活躍への期待度をあげた。
清成は「昨年は実質、後半の3戦しか走ることができませんでしたが、その中でバイクのセットアップを進め、ライディング面も合わせてよくなってきていたので、2023年シーズンが楽しみです。初心に戻り貪欲に取り組んでいきます」と語った。
ST1000クラスに國峰啄磨も継続起用となった。最終戦までシリーズチャンピオン争いをしてランキング2位となった國峰は「2022年はST1000ルーキーとして初めて尽くしのシーズンでした。その中でいろいろ吸収してチャレンジした結果でしたし、ランキング2位になれたのはチームのおかげです。2023年は2022年に学んだことを生かして、一戦一戦優勝を、そしてチャンピオンを狙っていきます」と誓う。
福間勇二監督は「清成はシーズン後半戦からの復帰になりましたが、最終戦は表彰台に上がる走りを見せてくれたので、2023年が今から楽しみです。國峰は2022年に大きく成長しST1000でのルーキーオブザイヤー、ランキング2位を獲得。2023年は、さらなる激戦が予想されるST1000クラスですが、頂点を目指していきます。鈴鹿8耐も2022年は5位という結果でしたので、2023年こそ表彰台に上がれるように取り組んでいきます。2023年シーズンのTOHO Racingにご期待ください」と鈴鹿8時間耐久にも参戦予定であることを示した。
(レポート:佐藤洋美)