一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が催す、車両の優れたカラーデザインを顕彰する「オートカラーアウォード2022」において、FRP製ロケットカウルをまとったいわゆるカフェレーサー・スタイルのロードスポーツモデル「ホンダHAWK 11(ホーク イレブン)」が受賞した。
受賞対象となったカラーデザインは「パール ホークスアイ ブルー」。ホンダにとってオートカラーアウォードの受賞は2016年のNSX以来2度目、ホンダの二輪車としては初となる。
受賞理由
今回、ノミネートされたCMF※デザイン全体では、「自然風景をCMF」で表現するという傾向が目立った。コロナ禍で空気を思う存分吸える場所に行きたいという思いがあってか、アウトドアブームともいえる現象が起きた。それはコロナ禍のためだけではなく、デジタル化していく社会と自らの身体が持つ「自然」との矛盾を解消する時間ではなかったのか?
バイクは身体と一体となって動くモビリティ、身体感覚をフルに活動させて味わう「心象」をみごとにCMFで表現している。
※COLOR(色)MATERIAL(素材)FINISHING(加工)