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自身の記録を更新、世界選手権で32連続タイトル獲得

 イタリアで開催された2022 FIMトライアル世界選手権シリーズ・第6戦、9月17日に行われた1レースにおいてトニー・ボウ(Repsol Honda Team)が2位となり、2レース目を残しシリーズチャンピオンが決定した。

 ホンダ・レーシング(HRC)の契約ライダーで、ワークスチームよりワークスマシン・Montesa COTA 4RTで参戦中のトニー・ボウは、既に獲得しているFIM X-Trial世界選手権とあわせて、世界選手権で自身の記録を更新する32連続のタイトル獲得となった。


トニー・ボウのコメント
「世界タイトルの獲得は、常に特別な経験です。ポイントでリードしていて、タイトルがかかっているレースは、いつもとは少し違います。なぜなら、タイトル獲得のためにはミスができないですし、集中力を保つのが難しいからです。最初のラップで2つの大きなミスを犯してしまい、そこで優勝は遠のいてしまいました。2周目には、優勝争いに加わることができましたが、最終的には優勝できませんでした。イタリアのファンはとても熱く、アルプスでのトライアルは、本当に美しいものでした。

今シーズンに関しては、ポイントを獲得し続けることが重要でした。非常に安定して戦えて、常に表彰台に立つことができました。私たちは最終戦まで戦い抜き、ついにこの新しいタイトルを獲得することができました。チームにとても感謝しています」


渡辺康治 本田技研工業株式会社 執行職 コーポレートコミュニケーション部長
兼 株式会社ホンダ・レーシング代表取締役社長のコメント

「トニー・ボウ選手、トライアル世界選手権での16連覇達成おめでとう。Xトライアルとあわせ32連覇という前人未到の記録は、筆舌に尽くしがたい偉業です。タイトル獲得に向けて誰よりも貪欲であり、なおかつ誰よりも精進している彼であれば、まだまだ連覇の記録を更新できると信じています。彼がHondaのワークスライダーで本当に良かった、というのが本音です。最後になりましたが、彼のチャンピオン獲得に携わった藤波貴久監督をはじめとしたチームスタッフ、そしてレース活動を支えてくださった多くのスポンサー様と、トライアルファンの皆様に心から感謝いたします」







2022/09/19掲載