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新車プロファイル2022
2022年に発売された新車の情報ページです。

YAMAHA NMAXが3色の新色をまとって2023年モデルに

NMAXが3色の新色をまとって2023年モデルに




ヤマハ NMAX ABS 車両解説

 2015年の1月にインドネシア市場向けとして発表されたグローバルスクーターNMAX125は、翌2016年3月になって国内にも投入された。“MAXシリーズ”スクーターの一員として開発されたこのNMAX125は、ヤマハが走りの楽しさと燃費、環境性能の両立を高次元で具現化する“BLUE CORE”思想に基づいた次世代小型エンジンを搭載するモデルだった。

1)高効率燃焼、2)高い冷却性、3)ロス低減、の3点を徹底的に追求するというのが“BLUE CORE”エンジンの開発思想で、2014年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」へ搭載し、実に2008年の同クラスモデル比で50%もの燃費向上を達成したという。NMAX125の最大の特徴といえるのがもちろんこの“BLUE CORE”エンジンで、VVA(可変バルブ)機構、冷却性とスペース効率に優れたラジエター、ロス馬力低減を図るオフセットシリンダーなどを主な特徴としていた。

 車体周りでは優れたねじり剛性を実現した新設計フレームを採用。エンジン懸架もリンク式エンジンマウント方式を採用し、ライダーの操作に対するダイレクト感と、低振動化を両立させている。ホイールは前後13インチ。前後にディスクブレーキを備え、ABSも標準装備とされた。“MAX”スクーターテイストでデザインされたボディ、ヘッドライト、ストップ&テールランプにはLED、メーターは液晶マルチファンクションディスプレイを採用。

 2017年8月にはマイナーチェンジを受け、平成28年度国内排出ガス規制への適合とカラー設定の変更が行われた。また2017年4月に兄貴分のNMAX155が登場したことで、こちらは排気量を表す「125」の数字が外され、標準装備のABSに合わせて「NMAX ABS」と車名が変更されている。

 翌2018年2月にはカラーリング変更が行われ「ビビッドパーリッシュブルーカクテル5」、「マットグレーメタリック3」の2色のニューカラーと、「ホワイトメタリック6」の継続色1色を合わせ3色のラインナップとなった。

 2019年6月にもカラーチェンジが行われ、従来からの「マットグレーメタリック3」と「ホワイトメタリック6」の2色は、MAXシリーズを象徴するブーメラン形状のサイドカバーやホイールなどのコンポーネントをブラックに変更し、アクティブなシティコミューターを表現したという。高級感と遊び心を演出するという「ビビッドパープリッシュブルーカクテル5」はカラーの変更もなく継続販売となった。

 フルモデルチェンジが行われたのは2021年6月。スマートフォンとの連携を深めた専用アプリの採用(ヤマハの国内モデルでは初対応)と、トラクションコントロールシステムを採用した平成32年排出ガス規制適合の新“BLUE CORE”エンジンの搭載、そしてユニークな静かなエンジン始動、再始動を可能とした“Smart Motor Generator System”の装備、またヤマハの国内原付二種モデルとして初採用のアイドリングストップシステムなどが特徴としてあげられる。

 今回は、この新型NMAXにすべて新色を設定して発売するもので、“ マットダークグリーン ”“ホワイト ”“マットダークグレー”3色のラインアップとなった。
 
 

NMAX ABS。「マットダークブルーイッシュグレーメタリック 4」(マットダークグリーン 新色)。
NMAX ABS。「ホワイトメタリック 6」(ホワイト 新色)。

 

NAMX ABS。「マットダークグレーメタリック 8」(マットダークグレー 新色)。

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2022年8月10日)

原付二種スクーター「NMAX ABS」をカラーチェンジして発売
~MAXシリーズを訴求するトレンドカラーなど質感の高い新色を設定~

 

 ヤマハ発動機株式会社は、水冷・124cm3の”BLUE CORE(ブルーコア)※”エンジンをコンパクトなボディに搭載した原付二種スクーター「NMAX ABS」のカラーリングを変更し、2022年9月30日に発売します。

 新色は3色を設定しました。”マットダークグリーン”は、MAXシリーズ最上級の「TMAX560」同様、ダークトーンで深い緑味がかったグレーとゴールドホイールの組み合せにより、大人の優雅さを醸し出しています。”ホワイト”は、グロスホワイトにブラックホイールを組み合わせ、幅広い層に向けたスポーティなカラーです。”マットダークグレー”は、2021年モデルで好評だったカラーを踏襲しつつ、グラブバーのカラーをマットブラックに変更することで、ダークトーンのローコントラストで洗練された質感を表現しています。
 「NMAX ABS」は、欧州や日本で人気の「MAXシリーズ」のDNAを受け継ぎ、その特徴である斬新なスタイルやスポーティな走りをコンパクトなボディに凝縮。2021年モデルからは、静かなエンジン始動/再始動を可能にする「Smart Motor Generator system」を採用、スマートフォン用専用アプリにも対応しており、通勤や街乗りなど、市街地の移動における快適性を追求したシティコミューターです。
 なお、製造は当社グループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行います。

※ BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3 点にフォーカスして性能実現を図るもので、「NMAX ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。

●名称

NMAX ABS

●発売日

2022年9月30日

●メーカー希望小売価格
368,500円(本体価格335,000 円/消費税33,500円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていません
 
●販売計画台数
(国内・年間) 2,000台
●カラー
・マットダークブルーイッシュグレーメタリック 4(マットダークグリーン 新色)
・ホワイトメタリック 6(ホワイト 新色)
・マットダークグレーメタリック 8(マットダークグレー 新色)




2022/08/10掲載