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ミスター・バイクBG 2022年3月号、本日発売!

特集

Zapper

the

Ripper

KAWASAKI Z650
Z750FXⅡ/Ⅲ
Z750GP
GPz750
ZEPHYR750

「大型車」という言葉に皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか。1970年代の途中の時点で、国内では大型車=ナナハンというイメージが定着していました。そこへ、排気量が100ccほど少ない専用設計の4気筒エンジンを積んだモデル=Z650がカワサキから登場。走りはそれまでの“ナナハン”とは全くといえるほど違っており、やがてこのモデルはZapper(ザッパー)と呼ばれるようになりました。

数年後にはこのエンジンをベースとした750ccモデルが派生。その血統は、時を経て1990年代に生まれたモデルにも引き継がれました。Z650は「大型車」の新しいイメージもたらすほどの、秘めたる力を持っていたのです。

※Zapper(ザッパー)とは、風を切る音を意味するZapから生まれた造語。鋭く軽快な走りを見せるZ650の愛称となりました。








市川 仁が絶版車を斬る
File No.294
250 KATANA COMPLETE

いつもは「もう生産されていない」絶版車をインプレッションする当コーナー。今回は特別編として「とても気になる現行車ベースのコンプリート」を試乗。なぜか。ご覧のとおり、見事なカタナフォルムとなっているからなのです! 

ベースは2気筒のGSX250R。変更箇所は多くはないのですが、見事な姿。そして軽量化を果たせた分、走りも変わっています!








THE〝FACTORY STOCK〟
1974 KAWASAKI 750SS H2B

世界最高の加速性能を目指し、最初に500SS(1968年)が登場した、2ストローク3気筒のカワサキマッハ。1972年には750SSも登場し、世界最高速の座も手に入れました。そして同じカワサキから4ストローク4気筒のZ1(海外)/750RS・Z2(国内)が登場。国内では750RSに人気が集まったためか、750SSは2型のH2Aで販売を終了しました。が、海外では人気は根強く、3型のH2B、4型のH2Cまで継続販売され、累計生産台数47000台以上の、ロングセラーモデルとなったのです。

今回登場するのはH2B型。750SSは終始大きな変更は行けていないイメージを持たれがちですが、実は細かく変更されています。そしてカラーリングにも注目。現在はこういった輸出仕様の方が入手しやすくなっています。








マニアックバイクコレクション

650ccモデルといえば「普通に変えるバイクは750ccまで」だった時代の影響で、メジャーとはなりませんでした。が、結構面白いモデルがラインナップされていたんですよね。海外では人気があってメーカーもプッシュ。その日本国内版が多く販売されていたのです。そんな一味違う?650ccマシンを独自の切り口でご紹介。今乗っても面白いとおもうなぁ!








Nitty Gritty 現行車ニチギチレポート
Why Not 400!?
KAWASAKI Ninja 400

かつては日本のバイク市場で最もホットだった400ccクラス。が、大型二輪免許が教習所で取得できるようになって久しい今、車検のある400ccモデルは、同じ中型クラスの250ccモデルよりも人気薄といえます。

そんななかでも、実は「進化」しているのです。なんと250ccモデルと車体が共通の400があるんです!(昔はこの逆でしたね)その代表格がNinja400。ちょっとその乗り味、興味が湧きませんか?








「雨は これから」東本昌平 第76話「裁きの長椅子」

「理屈」じゃどうしようも解決できねェ……そんな心もようになるのも、人生だ。


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2022/02/14掲載