暑かった夏もようやく終わったと思えばもう10月は目の前。ということで夏の終わりと秋の始まりのこの時期のお楽しみは……そう『令和初』(あれほどわーわー言ってたのに、昨今とんと聞かないので使ってみました)の全日本模型ホビーショー。2019年9月27日から29日まで東京ビッグサイトの青海展示棟(青海ホールA)で開催されました。ビッグサイトとはいっても、いつものビッグサイトではなく、国道357号線沿いにある仮設棟のような青海展示棟です。最寄り駅はりんかい線の東京テレポート駅なので、行かれる方はお間違えないように。
タミヤの新作は1/12オートバイシリーズ No.135 XV1600ロードスターカスタム。XV1600ロードスターに鋲付シート、タンデム用ピリオンパッド、バックレスト、サイドバック、大型スクリーン、パッシングランプなどを新規に製作。デカールは2000年モデルに対応。写真のフィギアは別売り。10月26日頃発売。3600円(税抜)。
さらに久々に1/12スケールフィギアも登場。革ジャンにジーンズ姿のすらっとしたイケメン。身長180cmほどの社員を3Dスキャンし、顔は欧米風にモディファイ? してモデル化したそうだ。頭部、腕は2種類から選択、グローブ着用とヘルメットを持ったスタイルのどちらかを作れる。小さなモンキーから外車のパニガーレ、最新作のXV1600ロードスターカスタムまでどれも似合いそう。そのまま立てても自立するが、より安定するスタンドも付属。ネジ留めなのでどちらでも使える。1/12オートバイシリーズNo.137 ストリートライダー 10月26日頃発売。1500円(税抜)。
うれしい恒例化しつつあるハセガワのKHは、ついにKH250が初登場。今回は1978年のB3と1979年のB4を作り分けられる。実車同様微妙に異なるエンジンやマフラーは新規に製作で手抜きなし! 1/12 カワサキ KH250-B3/B4 11月19日発売 3400円(税抜)。
GT380、KH400といままでありそうでなかったシリーズ? を着々とモデル化している感ありありなハセガワの新作は、今回のショーバイクモデル最大の目玉ともいえるGSX-R750。もちろんすべて完全な新規金型。シートカウル付。初期のF型ではなく2型のG型をモデル化。FとGの違いはみなさんご存じの通り。似ているようで実は結構違う。ということは、はは〜ん、なるほど、次作はあれか? これまた楽しみが広がります。と、その前に、残念ながらそのまま作るとカウルの取り外しは出来ないので、見栄えするストリップを楽しみたい方はぜひ2台購入を!
[第58回静岡ホビーショー(2019)|第59回全日本模型ホビーショー(2019)|第59回静岡ホビーショー(2021)]