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エンタメ

ルリカミドリ バイク好いとっちゃん 第89回 「関東屈指のパワースポットへGO!!」の巻

 
 10月20日、夜中に降り続いていた雨が朝方には止み、目が覚めると快晴の大空。最高のツーリング日和となりました。

 今日はこれから千葉県香取市にある「香取神宮」に向かうんです。以前から行きたかったんですよねぇ~っ♬ ウキウキしながら、いざ出発!!

 高円寺からカンナナ(環状七号線)を南下して、平和島から国道357号、地下トンネルを通ってお台場、東雲へ。そして湾岸沿いに千葉県香取市を目指します。

 しかしいつもならけっこう快適に走れるのですが、この日はいわゆる「ゴトー日」でした。大きなトラックや社用車などがひしめき合っていて、なかなか前に進めないのです。

 本当は下道でずっと行くつもりでしたが、仕方なく、湾岸市川から東関東自動車道に乗っかりました。

 ところがところが、ムチャクチャな風が吹き荒れているのです。ワタシの相棒、HONDA-NC700Xには小さなスクリーンは付いてはいるのですが、前から横から大風がぶつかってきてハンドルを取られてしまうので怖いのなんの。必死でハンドルを掴み、膝でタンクを挟み込み、アクセルをふかして走り続けたのでした。 

 やっとの思いで「佐原香取」で降り、まずは県道253号線へ。突き当りが国道356号になるのですが、ここを右折したらすぐに鳥居が見えてきました。

 と言っても香取神宮からは約2Kmほど離れています。ここは「津宮浜鳥居(つのみやはまとりい)」と言いまして、元々はこの辺一帯は海だったらしく、その海の中に立てられていたのだそう。昔の人はこの鳥居を船でくぐり、上陸してから神宮に向かったんだそうですよ。

鳥居
元々この辺は海だったそうです。江戸から船で来て、そのまま鳥居をくぐり参拝したのだそう。
石灯籠
江戸時代に作られた石灯籠。この明かりが灯台の役目をしたんだね。

 やっと香取神宮に到着しました。実はここ、関東有数の活断層の上に建っているんだそうです。そのために起こる磁場の乱れから、我々の目には見えないエネルギーが発生し、流れているために、不思議な力を与えてくださるパワースポットとしても有名な所なんです。

 創建は、初代の神武天皇の頃と伝えられているような、かなりの歴史もあります。毎年多くの方が参拝に訪れるところなんですよ。

 大きな石灯籠が何本も立つ砂利道の参道を歩くと、美しい総門があり、その先の楼門をくぐると、檜皮葺の荘厳な拝殿がありました。漫画の商売繁盛と交通安全をお祈りし、しっかりとパワーを受け取ってきましたよ。

 すぐ近くには道の駅「水の郷さわら」がありました。地元で採れる物産がいっぱい並べてあって、おいしい食事もできますよ。

香取神宮に到着
やっと香取神宮に到着。名物のおダンゴ屋さんが並んでいました。
鳥居
鳥居をくぐります。なんかドキドキしてきました。

石灯籠
大きな石灯籠が何本も並ぶ参道を歩いていきます。
総門
美しい総門をくぐりまして……。

楼門
さらに美しい楼門をくぐりますれば……。
拝殿
拝殿に到着。極彩色が施されていてまるで芸術品のようです。

水の郷さわら
少し走ると、道の駅「水の郷さわら」へ。夏にはカヌー体験もできるそうですよ
地元で作られた農作物や肉
地元で作られた農作物や肉、お酒などが並べられています。どれもおいしそぉ!!

スタミナ定食
すべて地元産の食材で作られたスタミナ定食。元気が沸いてきました。
佐原
古い町並みが残る佐原。まるで映画のセットみたいです。

 そのお隣の佐原市は今も古い街並みが残る水郷の郷。通りには、まるで映画のセットのような建物がいっぱい並んでいて、しばし感動に浸りました。

 またここは、江戸時代に精巧な日本地図を制作した「伊能忠敬」のふるさとでもあります。

 伊能忠敬記念館で彼が残した足跡をしっかりとお勉強いたしましょう。

 帰りもまた同じ東関東自動車道に乗っかったのですが、まだまだ風が収まっておらず、しかも真正面から夕日が目に飛び込んで来るので先が見えづらく、大変な思いをしながら、やっとのことで高円寺のアパートにたどり着きました。

 一日中、全身ものすごい力でバイクにしがみついて運転していたので、次の日の筋肉痛がひどく辛かったという、香取神宮の旅なのでありましたとさ。

伊能忠敬さんが暮らしていたお家
対岸に見えるのが伊能忠敬さんが暮らしていたお家です。
ワタシへのおみやげ
ワタシへのおみやげ。一味唐辛子は道の駅、水の郷さわら限定品です。


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2021/11/04掲載