「e(ええ)やん OSAKA」は、大阪大学の学生や教職員に電動二輪車(二輪EV)を有料で貸与、キャンパスおよび周辺地域の提携コンビニエンスストアでバッテリー交換を行い、二輪EVが移動の社会インフラとして定着するための課題抽出を約1年間実施するという実証実験。
大阪府、大阪大学、日本自動車工業会の二輪4社で構成される二輪車特別委員会の3者が主体となり、二輪EVの普及やユーザーの利便性向上といった課題を解消する対策を検討、大阪大学キャンパスがある大阪府北部(吹田市、豊中市、箕面市)地域で行われる。使用する車両はホンダ BENLY e:Ⅰ(20台)。
二輪EV普及の解決手段のひとつである交換式バッテリーと、そのバッテリー交換システムの標準化については、昨年4月に二輪4社で創設した「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」と連携することで、交換式バッテリーの利便性や有用性を具体的に検証するという。
また、今回の実証結果によって、二輪EV普及に向けて大阪府内での実証サービス拡大も検討していく予定とのこと。
ホンダと日本郵便による社会インフラ整備に向けた協業に加え、今回の実証実験は二輪EV普及へ加速なるか!? (写真は東京都内で見られ始めた郵便配達業務用 BENLY e:)