Facebookページ
Twitter
Youtube

ニュース

正式発表前に突然出現、今度の「600RR」はスゴいぞ!
NewCBR600RR

 すでにホンダのオフィシャルウェブサイトで明らかになったように、ホンダのミドルクラススーパースポーツ、CBR600RRが帰ってくる!

 ウェブサイトで明らかになったのは、サーキットを疾走するNewCBR600RRのティーザービデオ。実は8月9~10日、この動画が撮影されたであろうスポーツランド菅生で全日本ロードレース開幕戦が行なわれているのだが、ホンダのファン向けブースになにやら人だかりが。なんとそこには、ティーザービデオで、チラ見せでしか公開されていなかったNew CBR600RR、その実車が展示されていたのだ!

 目の前にあるCBR600RRは、従来モデルからスタイリングを手直しし、さきにフルチェンジされたCBR1000RR-R風にフェイスリフト。目を引くのは、その「兄貴分」1000RR-Rさえ持たない、大胆なウィングレット。これは、ブリスター式にインナールーバーとした1000RR-Rよりももっと大胆に、ドヵティ・パニガーレ的に突き出たウィングとしているのだ。

 スタイリングでは、ウィングレットの装着とヘッドライトまわりのリデザインが目を引くが、どうしても確認したいことがあった。それが、ティーザービデオで少しだけ確認できたメーターの表示項目!
これを確認すべく、おそるおそる展示ステージのスタッフの方に、イグニッションスイッチONをお願いすると、なんとアッサリOK! すると、不確実だったことがハッキリと確認できたのだ。

 液晶メーターパネル左下に表示される「P」「T」「W」「EB」の文字列。これはCBR1000RR-Rでもわかるとおり、電子制御メニューを表すもので、P=パワーモード、T=トラクションコントロール、W=ウィリーコントロール、EB=エンジンブレーキを指しているのは確実! つまりNewCBR600RRは、従来モデルにはなかった電子制御技術が投入され、スーパースポーツとしての完成度を上げているのだ!

 車体サイズは従来モデルと大きくは変わらず、フェイスリフトを受けたのは、ヘッドライトまわりを中心としたメインカウル、さらに電子制御メカを追加して、排気ガス&騒音規制を新基準のものに合わせたのがNew CBR600RRのよう。

 いずれにしろ、従来モデルよりも、よりハッキリと「スーパースポーツ」色をアピールしたNew CBR600RRは8月24日に詳細が発表される!

(レポート&撮影:中村浩史 取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン)











兄貴分・CBR1000RR-R(左)と共に。
2020/08/11掲載