アメリカ最古のバイクブランドであるインディアンモーターサイクルが、プレミアムモーターサイクル“2020 FTR Carbon”を発表した。この2020 FTR Carbon は、これまでのFTRラインナップに加えてその革新性をさらに増し、最上級、唯一無二の魅力を実現したモデルだという。
ブラックアウトされたローマウント・アクラポビッチ・エグゾーストシステムを備えた絶妙なスタイリングのカーボンファイバーボディワークが最大の特徴で、フラットトラックレースで3回のグランドナショナルタイトルを連続して独占した“FTR750”のDNAがFTR Carbon に受け継がれている。
「上質なものを好む目のこえたライダーのために、FTR Carbon は最高レベルのデザインフィニッシュのどうしても手に入れたくなるバイクとして存在します。そして最高のライディングエクスペリエンスを提供し、カーボンアクセントが上質さを高めています。FTRのスタイリング、そしてカーボンボディーワークは、どこに行っても人の目を引く素晴らしいルックスとなることでしょう」と、インディアンMCの社長であるマイク・ドウアティが紹介する2020 FTR Carbon は、従来の多くのプレミアム機能とライディングテクノロジーに加え、更に高品質な機能を備えている。
タンデムシート・カウル、センターコンソールなど細かいディテールをも含むカーボンファイバーボディワーク。ブラックアウトされたAkrapovicローマウントエグゾースト、クルーズコントロール、デュアルディスク・ブレンボ製ABSブレーキ、トラクションコントロール、高視認性のフルLED ライティングシステム、および4.3インチLEDタッチスクリーンメーターダッシュボード、モバイルデバイスの充電やコントロールのためのUSBポートとBluetoothシステムも装備。
エンジンは滑らかな回転を生む液冷1203cc、Vツインエンジン。93kW(約125Hp)のパワーと120N・mのトルクを生み出し、特徴的なフラットなトルクカーブと全回転域での力強い加速を提供してくれる。
■Indian_FTR_Carbon 主要諸元
エンジン:
リキッドクールド60度V-TWIN、4バルブDOHC
ボア×ストローク:102mm×73.6mm
排気量:73cuin/1203cc
燃料タンク容量:13リットル
フューエルシステム:クローズドループフューエルインジェクション、60mmボア
最高出力:93kW(124.7hp)/8250rpm
最大トルク:120N・m/5900rpm
乾燥重量:228kg
地上高:183mm
全長×全幅×全高:2287mm×850mm×1297mm
シート高:853mm
ホイールベース:1524mm
フロントブレーキ:デュアルφ320mm×t5ローター、4ピストンキャリパー
リアブレーキ:シングルφ265mm×t5ローター、2ピストンキャリパー
Fサスペンション:フルアジャスタブル・倒立式テレスコピックカートリッジフォーク、43mm径/150mmトラベル
Rサスペンション:フルアジャスタブル・ピギーバック IFP、150mmトラベル
フロントタイヤ:ダンロップ、DT3-R Radial、120/70R19 60V
リアタイヤ:ダンロップ、DT3-R Radial、150/80R18 70V
メーカー希望小売価格:2,488,000円(消費税込み)
発売時期:2020年6月中より発売開始
■ポラリスジャパン https://www.indianmotorcycle.co.jp/