ブリヂストンが国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを決定した背景は、近年のタイヤ原材料価格の高騰に加え、国内の社会、経済情勢に伴う物流コスト上昇によるもの。同社はサプライチェーンの効率化や生産性向上といったビジネスコストダウンの活動に努めているが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断、価格改定を実施するという。
対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップで、値上げ率は6~8%(各商品グループ平均)。値上げ時期は夏タイヤが6月1日、 冬タイヤは9月1日より。