2024年シーズンに全日本ST1000クラスにフル参戦するTeam TITAN-TKR SUZUKIが静岡県浜松市の中心部にある繁華街で体制発表を行った。昨年鈴鹿8耐でコラボしたスズキ株式会社の社内チーム「浜松チームタイタン」と全日本選手権でもコラボして村瀬健琉が参戦する。
突如、街中の繁華街に現れたレーシングマシンに繁華街を行き交う方々の多くも足を止めて記念撮影の一幕も……。Team TKRのスポンサーやスズキ(株)のスタッフなど総勢30名以上が参加した。
今季はチーム主力メンバーをスズキの若手社員で構成しながら、チーム運営やマシンセッティングについては、これまで通りTKRのノウハウと経験を活かして行う。高橋淳一郎代表は「TKRが全日本SBに参戦を始めて27年目、2016年からコンビを組んだ村瀬とも9年目になります。スズキ及びタイタンのメンバーとコラボできることを大変嬉しく思います」と挨拶した。
上林隆洸監督は「1970年代に浜松チームタイタンが創部して以来、近年は目立った結果がだせていませんでしたが、今年は8耐で共に戦ったTKRおよび村瀬健琉とタッグを組み上位を狙います」と語った。
昨年はST1000ランキング11位だった村瀬は「目標は表彰台獲得とランキング3位以内。高い目標だとは思いますが実現できるよう全力で頑張ります」と誓った。
村瀬はSUZUKIの社員としてレース参戦するという新たなスタートを切ることも伝えられ、Team TITAN-TKR SUZUKIのライダーとして躍進を誓った。
(文:佐藤洋美、写真:本多吾一)