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“人間と自然の共存”を目指すホンダ熊本製作所が二輪車生産累計2,000万台達成

 日本で展開する製作所の中では4番目に作られ、1976年1月より創業が開始された本田技研工業・熊本製作所(熊本県菊池郡大津町)は、2010年8月に大型バイクの生産が浜松製作所から全て移管されたことで、50ccのコミューターから1800ccの大型モデルまで45に及ぶ幅広い機種を手掛ける国内唯一の二輪生産拠点となり、ホンダが世界で展開する二輪車生産の最先端でもある“マザー工場”と言われている。また、二輪車のみならず発電機や芝刈り機、電動カート、コージェネレーションユニットといったパワープロダクツ(マリン製品含む)の生産も行われる。

二輪車生産累計2,000万台式典


 2016年4月の熊本大地震では大きなダメージを受けてしまったが、そんな熊本製作所での二輪車生産台数が、操業を開始して以来48年目で累計2,000万台を達成した。同製作所は今後、ホンダが目指す環境負荷ゼロの循環型社会の実現に向けて、その具体的な施策を先駆者として実行していくという。


本田技研工業株式会社 安部典明 執行役常務 二輪・パワープロダクツ事業本部長のコメント
「熊本製作所 二輪車生産累計2,000万台に際し、我々の活動を47年以上、共に支えて頂いた全ての方へ感謝申し上げます。Hondaにとって二輪は祖業であり、かつ現在も重要な基幹事業です。これまでHondaの中でいち早く世界の国々へ進出し、多くの人の生活の可能性を広げてきました。これからも熊本製作所には『原点と先進』の取り組みを通じて、世界のお客様の『喜び』につなげることへチャレンジし続けて欲しいと思います」

熊本製作所の変遷
1975年 熊本製作所完成
1976年 二輪車の完成車輸出基地として操業開始
1991年 鈴鹿製作所よりスーパーカブの生産を移管完了
2008年 大型二輪車の国内生産を浜松製作所より移管
2022年 細江船外機工場が熊本製作所へ加わる

熊本製作所 二輪車生産累計2,000万台の軌跡
1976年 生産開始
1980年 生産累計台数100万台達成
1987年 生産累計台数500万台達成
1994年 生産累計台数1,000万台達成
2000年 生産累計台数1,500万台達成







2023/05/17掲載