ロードレース世界選手権の電動バイク・クラス「FIM Enel MotoE World Cup」へ2023年から2026年までの4シーズン、参戦するすべてのチームに電動モーターサイクルを供給するドゥカティが、そのレーシングマシン「V21L」プロトタイプの生産を開始した。
「V21L」はドゥカティの研究開発エンジニアとドゥカティ・コルセ・チームとの共同作業により完成。ドゥカティ・コルセが開発したエレクトロニクスとシャシー、パニガーレV4をはじめとするスポーツバイクの設計プロセスとプロジェクト管理手法が組み合わされているという。マシンは2月中旬までに全て完成予定で、サポートするチームスタッフへのトレーニングも開始されている。
3月にヘレス、4月にカタルーニャでテストを実施、デビューは5月13日(土)のフランスGP。その後、ミサノ(9月10日)まで全8戦が行われる予定だ。