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新たな10年を創る最初の年、これまで得た経験をベースに常にチャレンジを継続

 全日本ロードレース選手権に参戦するTONE RT SYNCEDGE4413 BMWが、東京オートサロン会場で体制発表を行った。JSB1000クラスに星野知也(50歳)が継続参戦。昨年は全日本ST600クラスに参戦していた若手ライダー・綿貫舞空(20歳)が新たに加わりST1000に参戦する。

 TONE株式会社とのコラボレーションは今年で7年目、チーム結成からは11年目となる。昨年は念願の世界耐久選手権(EWC)ボルドール24時間レース参戦を果たし、トラブルを乗り越え28位完走を果たした。最高速を記録するなど注目を浴び、チームは様々な経験をした事で大きく成長しているという。

 TONE株式会社とのコラボレーションは今年で7年目、チーム結成からは11年目となる。昨年は念願の世界耐久選手権(EWC)ボルドール24時間レース参戦を果たし、トラブルを乗り越え28位完走を果たした。最高速を記録するなど注目を浴び、チームは様々な経験をした事で大きく成長しているという。

 全日本最高峰カテゴリーであるJSB1000クラスへは2023年新型マシン・BMW M1000RRのセットアップをしながら、昨年ケガに泣かされた星野本来の走りを示せるようにバックアップ。鈴鹿8時間耐久にはスーパーストッククラスに参戦、優勝を目指す。更にボルドール24時間耐久にも参戦予定で準備を進める。

 星野は「新規加入の綿貫には、自分が培ったノウハウを継承して全力でバッグアップする」と育成にも乗り出す。綿貫は「初めてのST1000車両ですが、バイクの速さはトップレベルのポテンシャルがあるので、いち早く車両を自分のものにして結果を残したいと思います。鈴鹿8耐やボルドール24時間耐久にも挑戦する予定なので、継続的なスピードやメンタル面も強化していきたい」と語った。

 高村嘉寿チーフメカニックは「昨年、ボルドール24時間という節目のレースに参戦できた事により、様々な事が大きく変わりました。2023年は若いライダーの加入、もう一度ボルドールへ参戦とチームを発足して10年でここまでこられました。全てのこれからにワクワクしています。今年の私たちの活動にご注目いただきたい」と更なる飛躍を誓った。

 山下祐監督は「今年はチーム発足から11年目となります。昨年までの10年を一つの区切りとして新たな10年を創る最初の年となります。これまで得た経験をベースに常にチャレンジを継続し、新たなチームの姿を皆さまに伝えられるよう努力を重ねていきたい」と語った。

(レポート:佐藤洋美)







2023/01/17掲載