今から四半世紀以上前の熾烈な世界GP最高峰レースの様子をうかがい知ることができるDVD作品シリーズ 「GRAND PRIX総集編【新価格版】」。その第9弾となる1991年シーズン版が、モータースポーツや二輪関連映像でお馴染みのウィック・ビジュアル・ビューロウよりリリースされた。
ケビン・シュワンツ、ウェイン・レイニーの因縁の対決が続く中、この年は新鋭ミック・ドゥーハンが頭角を現し始める。さらに250ccチャンピオンのジョン・コシンスキーも加わり、GPはいよいよ世代交代を迎える。
開幕戦の日本は激しいバトルの末、優勝したシュワンツから4位のコシンスキーまでがコンマ5秒のタイム差という伝説のレースに。最終的には15戦中6勝のレイニーに対し、熾烈な争いを繰り広げたシュワンツは5勝、ドゥーハン3勝、コシンスキー1勝という結果に。
この年、ミシュランから再びダンロップを履くレイニーは、イタリアでタイヤトラブルに見舞われつつも13回登壇。2レースをノーカウントとするポイント制の変更により、ドゥーハンと9ポイントあった差は1ポイントになったものの、レイニーがV2を達成した。
本編約100分。2,530円。
「GRAND PRIX 1991 総集編【新価格版】」
ウィック・ビジュアル・ビューロウ
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