トライアンフモーターサイクルズジャパンは、新型「Tiger 1200 Desert Special Edition」を2020年6月1日より全国のトライアンフ正規販売店にて発売を開始すると発表した。
世界中の最もスリリングなモーターサイクルアドベンチャーにインスパイアされたというこの新たなアドベンチャーモデルは、独自のハイパフォーマンスセットアップと専用ペイントスキームを取り入れ、より優れたアドベンチャー性能、スタイルおよび価格を提供してくれるモデルとなった。ちなみにこの新型Tiger 1200 Desert Special Editionのメーカー希望小売価格は、2,650,000円(税込)。
Tiger 1200 Desert Editionは、おなじみのサハラ砂漠からカラハリ砂漠まで、 世界でも最も人を寄せ付けない砂漠で行われた数々の壮大なアドベンチャーからインスパイアされて開発されたという。
Desert Special Edition専用の“Desert Editionグラフィック”と“サンドストーム”ペイントスキームを採用。ミッドスペックのTiger XCx仕様のセットアップに、さらに高いレベルの装備を追加し、乗り心地を高め、費用対効果がさらに高い専用の高仕様セットアップが施された。Arrow製軽量チタンサイレンサーやTriumphシフトアシスト、アジャスタブルフルカラーTFTディスプレイ、オプティマイズドコーナリングABS&オプティマイズドトラクションコントロール、最大5つのライディングモード、 オールLEDライト、バックライト付きボタン、キーレスイグニッション、クルーズコントロール、 電動調整式ツーリングスクリーン、グリップヒーター、複数の電源ソケット。さらにプレミアム仕様装備には、トライアンフセミアクティブサスペンション(TSAS)、Brembo製モノブロックブレーキ、調整式シート高なども含まれる。
搭載されるエンジンは、クラスで最も強力なシャフトドライブエンジンであるTiger 1200の1215ccトリプルが搭載されており、最高出力141PS/9,350rpmを発生。これは、高品質なエンジン構成部品(軽量フライホイール、軽量クランクシャフト、マグネシウム製カムカバーを含む)により実現され、 エンジンを高速で回転させて、瞬時の動力伝達と122N・m/7,600rpmの最大トルクをもたらしてくれるという。さらに、Arrow製軽量チタンサイレンサーが敏捷性を高め、オリジナルでもスリリングなTiger Tripleのサウンドトラックをより一層引き立たせてくれる。
■新型Tiger 1200 Desert Special Edition 主要諸元
エンジンタイプ:水冷並列3気筒DOHC12バルブ
排気量:1,215cc
ボア×ストローク:85×71.4mm
圧縮比:11.0
最高出力:141PS/104kW/9,350rpm
最大トルク:122Nm/7,600rpm
燃料供給方式:ライドバイワイヤ式燃料噴射
エキゾーストシステム:3-INTO-1ヘッダーシステム、Arrow製チタンサイレンサー
(カーボンファイバー製エンドキャップ、サイドマウント式)
フレーム:チューブラースチールトレリスフレーム
スイングアーム:片持ち式、鋳造アルミニウム合金(シャフトドライブ)
フロントタイヤ:120/70R19
リアタイヤ:170/60R17
フロントサスペンション:WP製48mm径倒立フォーク、電子制御式ダンピング調整機能、トラベル量190mm
リアサスペンション:WP製モノショック、電子制御セミアクティブ式ダンピング調整機能、プリロード自動調整機能、トラベル量193mm
フロントブレーキ:305mm径ダブルフローティングディスク、Brembo製モノブロック4ピストンラジアルマウントキャリパー、切替式ABS
リアブレーキ:282mm径シングルディスク、Nissin製2ピストンスライディングキャリパー、切替式ABS
全幅(ハンドルバーを含む):830mm
車高(ミラーを含まない):1,470mm
シート高:835~855mm
ホイールベース:1,520mm
乾燥重量(装備重量):246kg(273kg)
燃料タンク容量:20L
■トライアンフコール TEL:03-6809-5233 http://www.triumphmotorcycles.jp/