新人ツアコン・カネモト ただのバイク野郎が喜望峰を目指す一人旅
第3話「相棒をピックアップ!大陸横断ツーリングスタート!」
8月15日(2017年)ウラジオストクの税関には、バイクや車を受け取る人、積み込む人が集合した。
日本の通関は自分でやったが、言葉もルールもわからないロシア側の受け取る通関は業者を通したので、作成された書類10数枚にサインするだけだった。
車の墓場の中で、積み込みを待つ韓国or日本行きのバイクたち。一番手前のモトグッチも解体待ちのようなヤレ具合だった。
引き取り待ちエリアに、いた〜!!
300万円クラスのBMW様達がスクラムを組んでガッチリガードしてくれている。
俺のは15万円でヤフオクで買った20年前の250ccのバイクだけど、きっとどれよりも遠い場所を目指して走り出す。
しかし、何時に受け取れるか未定だったので、もともと今日もウラジオストクの宿を抑えており、移動は明日から。とりあえず港から宿までロシアの道を初めて走る。日本の夏では味わえない、カラッと乾いた風がなんとも心地よかった。
昨日今日と2泊したOPTIMUM HOSTELは、なんだか立派なマンションの横にくっついていて、ドミトリーの2泊で1400ルーブル=3000円弱で、とても綺麗で快適だった。港や駅も歩いてすぐだし、大通り沿いでわかりやすいが、建物がモロに通りに面していないところが自分にとっては都合が良かった。ジロジロ見られることなく準備にゆっくり取り組めた。
裏手にはBUELLとNinja400が入ったガレージがあったのでバイクも停めやすかった。せめてものリフレッシュを、とグリップを交換し、スポークの増し締めやチェーンの注油をした。
さて、この美しい港街に別れを告げ、8月16日(2017年)いよいよ大陸を走り出した!
とりあえずハバロフスクという街までの約750kmは、中国との国境に沿って北へと延びるA-370という道をひたすらに北上する。
途中は、ただただにこんな感じでした。
https://youtu.be/ApF-WPids7w
でも突然穴やコブがあったり、拳大の石のゾーンがあったりするから、油断できない。
日本でいう高速道路ではない一般道なのに、信号は皆無だ。
初日はウラジオストクの市内を抜けるのに以外と時間を要し、またウォーミングアップ気分でゆっくり走ったので、約320km進んだゴルニエクリュチで一泊。
ロシア極東の首都的立場のハバロフスクに翌日着いた。
(つづく)
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