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ゆっき~自チームにカムバック、TeamKAGAYAMAの2020年はJSB1000とST1000に参戦!
※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。


 全日本ロードレース選手権に参戦するチームカガヤマの体制発表が、チームオーナー兼ライダーの加賀山就臣の地元、横浜のイベントスペース・サーカスにて1月25日に行われた。チーム結成10周年を迎え、シーズンインパーティーも同時に行われ、関係者やファン120名が集まった。

加賀山就臣


 昨年は、ヨシムラにレンタル移籍し話題となった加賀山だが、今季は自身のチームに戻り、JSB1000に参戦する。また昨年のJ-GP3で自身初のチャンピオンを獲得した長谷川聖が新たに始まるST1000に参戦することを発表した。

「昨年ヨシムラで学んだことを、今年に生かしたいと思う。これまで所属していた浦本修充はチームを離れ、独自にスペインスーパーバイクに参戦。自分に代わり全日本ロードJSB1000に参戦してくれた津田拓也はチームを離れ、別チームで新たな挑戦を開始。チームカガヤマとして若手育成の意味も込めて長谷川を迎えることになった。普通はJ-GP3からST600、そこからST1000へとステップアップするが、長谷川のライディングなら乗れると判断、今季は、二人体制で参戦する」


 アスリートの入団式のようにスーツのジャケットを脱ぎ、チームシャツを着込み、加賀山に紹介された長谷川は緊張気味に「憧れのチームカガヤマの一員に迎えて頂き感謝しています。期待に応えることが出来るように頑張ります」と挨拶した。津田や浦本も加賀山の呼び込みに応えた。浦本はスペインスーパーバイク参戦、世界耐久選手権に参戦を発表し今後の健闘を誓った。

長谷川聖


 チームカガヤマは、鈴鹿8時間耐久初挑戦の2013年から3年連続で3位表彰台を獲得、今年は再び表彰台を狙う。鈴鹿8耐参戦権利を得るため、全日本ロードレース開幕戦2&4鈴鹿(4月5日決勝)のトライアウトにも参加。マシンはスズキGSX-R1000、タイヤはブリヂストンで、加賀山は8耐参戦権利と勝利を目指す。長谷川のデビューは、全日本第2戦もてぎ(4月26日決勝)となる。マシンはスズキGSX-R1000、タイヤはダンロップワンメークで争われる。

 チーム結成10周年を迎えたシーズンインパーティーでは鏡割りも行われ、加賀山応援歌を歌う1‐E(イチノイー)のライブも実施。参加者にはプレゼントもあり、じゃんけんでチームカガヤマのフロント部分のカウルをゲットしたファンは喝さいを浴びた。タイムモニターをゲットしたのは大治郎カップに参戦、開幕戦(1月20日)で初優勝を飾った徳田翔君がゲット。徳田君の父と加賀山はミニバイク時代の仲間で、徳田君はチームカガヤマカラーでレース参戦しているだけに、加賀山からのギフトに笑顔だった。最後は参加者集合写真撮影し、今季の健闘を誓った。

(レポート:佐藤洋美)



2020/01/29掲載