1950年10月13日に設立、日本で初めて二輪用ヘルメットを製造したことでも知られ、創業当初からライダーの安全のために妥協なきモノづくりを継続。その高いプロテクションはツーリングライダーはもちろん、過酷な状況で使用するレーシングライダーたちからも支持を受けている乗車用ヘルメットのメーカーとしてお馴染み、アライヘルメット。
そんな同社が世界80ヶ国のモーターサイクルスポーツを統括する団体である国際モーターサイクリズム連盟(FIM)から、Nicolas Rodil del Valle Gold Medal(ニコラス・ロディル・デル・バレ ゴールドメダル)を授与された。「永年にわたり、多くのライダーたちの安全に寄与し、モーターサイクルスポーツに多大な貢献を果たした」というのが今回の授与理由。
ゴールドメダルは1983年に初回受賞が行われ、二輪レース活動に多大な貢献をした人物、企業の経営者に与えられる名誉ある賞で、該当者がいる場合のみ表彰。11月30日、モナコ・モンテカルロで開催された「2019FIM AWARDS CEREMONY」では、アライヘルメットの新井理夫代表取締役が23人目のゴールドメダリストとなった。ライダー用装具メーカーとしては史上初のFIMゴールドメダルの受賞となる。