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ブリヂストンが2輪用タイヤの2020年モデルを発表

 ブリヂストンはこのほど、2輪車用タイヤの2020年モデルの新製品発表会を開催した。先行して発表されていた、エクストリームエンデューロに対応する“BATTLECROSS E50 EXTREME”も含めて、全4タイプが2020年モデルとして発表された。

 
 注目はやはりスポーツラジアルタイヤのフラグシップモデル“BATTLAX RACING STREET RS11”だろう。公道でのスポーツバイクに新車装着され、市販用タイヤとしても多くのライダーに支持されてきた人気のRS10の後継モデルとして登場だ。ブリヂストンが長年の2輪レース用タイヤの開発で培ってきた技術を活用し、パタンデザインやタイヤ剛性の最適化、新コンパウンドの採用などにより、グリップ性能やハンドリング性能、操縦安定性を高次元でバランスさせた製品だ。発売サイズはフロント、120/70ZR17 M/C 、リア、190/55ZR17 M/Cと200/55ZR17 M/Cの3タイプ。

BATTLAX RACING STREET RS11。

 
 同じくBATTLAXの一員として登場したのが、レース専用のBATTLAX CLASSIC RACING CR11”だ。欧州を中心として盛り上がる’80年代のスーパーバイクレース用タイヤとして発売されるこのBATTLAX CLASSIC RACING CR11は、まさにRACING BATTLAX直系のタイヤで、サーキット走行向けのBATTLAX RACING R11をベースに、パタンデザインやコンパウンドなどを最適化することで、’80sスーパーバイクレースに求められる高いグリップ性能と操縦安定性の良さを追求した製品となっている。発売サイズは、フロント、110/80R18、リア、150/65R18の2サイズ。

BATTLAX CLASSIC RACING CR11。

 
 次は、2輪車用ツーリングバイアスタイヤ“BATTLAX BT46”。定番のツーリングバイアスタイヤBT45に待望の後継モデルが登場だ。BT45のハンドリング性能を維持しつつ、ウェット性能を向上させることで、濡れた路面でもより安心して走行できることをさらに追求したモデルだ。街乗りからロングツーリング、ワインディングまで幅広い路面に対応している。さすが人気モデルの後継とあって、発売サイズは大量で、2020年2月1日発売がフロント8サイズ、リアが17サイズで、翌2021年には14サイズ、2022年には8サイズが追加される予定(サイズ情報はブリヂストンのWEBサイトにてご確認を)。

BATTLAX BT46

 
 

 ラストは過酷な地形が舞台のハードエンデューロレースに対応した“BATTLECROSS E50 EXTREME”。2018年に発売されたE50をベースに、エンデューロレースの中でもさらに厳しい地形が舞台のハードエンデューロレースに対応するために生まれた競技専用タイヤだ。発売サイズは、リア、140/80-18の1サイズ。

■ブリヂストンお客様相談室(TEL0120-39-2936 https://www.bridgestone.co.jp/

2019/11/27掲載