5月20日、スズキのインド二輪子会社であるスズキ・モーターサイクル・インディア社(SMIPL)がハリヤナ州カルコダに建設予定である二輪新工場の定礎式を実施した。
2006年の生産開始以来、同社は累計約900万台の二輪車を生産。完成車は国内の販売のみならず、中南米、日本、欧州などへ輸出されているが、インド国内での二輪車の需要が拡大する現在、市場の成長に合わせて今回の新工場建設(面積:約40万m2、投資額:約197億円)に至っている。
2027年に稼働を予定している新工場の当初の生産能力は年間75万台となる。
新工場建設予定地にて執り行われた定礎式典ではハリヤナ州関係者をはじめ、在インド日本大使館の北郷恭子公使、梅田健一SMIPL社長、スズキ二輪事業本部長・伊勢敬常務役員が出席。スズキは新工場建設を通じて、経済成長を続けるインドにおける多様な移動の選択肢を提供し続けるとともに、インド政府が掲げる「Make in India」に貢献していくという。