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ヨシムラSERT、シリーズチャンピオン獲得

 9月14日・15日、フランスのポールリカール・サーキットで開催された「2024 FIM世界耐久選手権(EWC) 第4戦 ボルドール24時間レース」において、3番グリッドからスタートしたグレッグ・ブラック/エティエンヌ・マッソン/ダン・リンフット/渥美 心 (リザーブライダー)組ヨシムラSERT(スズキGSX-R1000R)はノーミス・ノートラブルで24時間を走り切り1位でチェッカー。2021シーズン以来のシリーズチャンピオンを獲得した。

 ヨシムラSERTとタイトル争いを展開していたディフェンディングチャンピオンのニッコロ・カネパ/カレル・ハニカ/マービン・フリッツ組YART YAMAHA(ヤマハYZF-R1)は序盤のアクシデントやトラブルにより順位後退を強いられるも3位でゴール。タイトル防衛はならなかったが、ヤマハのコンストラクターズ・チャンピオン獲得に貢献した。


ヨシムラSERT 加藤陽平チームディレクターのコメント
「今年のボルドール24時間は素晴らしいレースとなりました。ポールリカールは耐久面で厳しいサーキットですが、性能の部分でも予選ではうまく力が発揮できなかったので、決勝になってこれほど問題なくパフォーマンスを出し切れるとは正直思っていませんでした。この結果はライダーやチームの頑張りはもちろんですが、ヨシムラの設計やエンジニアたちのお陰でもあり、みんなの努力で良いマシンを走らせることができたと思っています。ライダーの集中力は高かったですし、ピットワークの作業はどのライバルたちよりも正確で速かったですね。この結果をとても誇りに思いますし、関わってくれた人すべてに感謝したいです」







2024/09/18掲載