Facebookページ
Twitter
Youtube

ニュース

KTMがFREERIDE 250 Fの2020年モデルを発売

 KTM Japanは、「FREERIDE 250 F」の2020イヤーモデルを12月より全国のKTM正規ディーラーにて発売すると発表した。メカニズム等に変更は無し。FREERIDE 250 Fは、FREERIDINGの理想に100%コミットしたモデルで、競技にも使用されるエンデューロバイクの「KTM 250 EXC-F」のパワープラントをベースとした非常にコンパクトなエンジンを搭載しており、扱いやすさと太いトルクを特徴としている。

『最高の操縦性を実現するために、このエンジンは特別に設計された軽量シャシーに搭載されており、このパッケージングの利点を最大限に活用しています。その結果として、KTM FREERIDE 250 Fの俊敏性は、純粋なトライアルバイクのレベルに近づきました』(KTMのリリースより)。

 フレームのフロント部分は溶接されており、卓越した安定性のために最適化が図られています。リアサスペンションと軽量なリアサブフレームの取り付けに使用される鍛造アルミニウムフレームはメインフレームにボルトで固定。最新型のWP製XPLORフォークとショックアブゾーバーは、豊富なストローク量を持ち、調整域も広くて変更も容易としている。

 ちなみにKTMでは、これらの特徴を持つKTM FREERIDE 250 Fを、誰にでも非常に乗り易い、気軽な“ハイキング・エンデューロ”と表現している。また、低排出ガスや低い騒音レベル、および林道に優しいMaxxis Trialmaxxタイヤの採用など、細部にまで配慮した非常に環境に優しいモデルという。
 

 

 

■主な特徴
・6速トランスミッションとトルク重視型の特性を備えた最先端の超小型4ストロークエンジン
・耐摩耗鋼製バスケットとダイヤフラムスプリングを備えた油圧DSクラッチ
・クロームモリブデン鋼と鍛造アルミニウム製の複合フレーム、ポリマー製のリアサブフレーム
・CNC加工のトリプルクランプ、250mmのストローク量を持つWP 製XPLOR 43アジャスタブルフロントサスペンション
・260mmのストローク量を持つWP製XPLOR PDSアジャスタブルリアショックアブゾーバー
・わずか98.5kgの車輌重量(燃料含まず)
・セルスターターと軽量なリチウムイオンバッテリー
・偏心マウントされた調整可能なフットペグ
・陽極酸化アルミニウムリムのGiant製フロント21インチ、リア18インチスポークホイール、CNC加工ハブ
・Maxxis Trialmaxx タイヤ(フロント、リア)

■発売予定時期:2019年12月
メーカー希望小売価格:1,017,000円(車輌本体、10%税込)

■主要諸元
 エンジン型式:水冷4ストローク単気筒
 総排気量:249.91cc
 始動方式:セルスターター式
 変速機:6速
 燃料供給方式:EFI(Keihin製スロットルボディφ42mm)
 サスペンション:前・WP製XPLOR倒立フォークφ43mm、後・WP製XPLOR PDSショックアブゾーバー
 タイヤ:前・2.75-21、後・4.00-18
 車輌重量:約98.5 kg(燃料除く)
※ 主要諸元の値はEU仕様。日本仕様では値が異なる場合あり。

●KTM Japan https://www.ktm.com/jp/

2019/11/15掲載