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レプソルホンダトライアルチーム・藤波貴久マネージャーが、今週末開催の開幕戦への意気込みを語った!
(右より)レプソルホンダトライアルチームの藤波貴久マネージャー、トニー・ボウ選手、ガブリエル・マルセリ選手。
2024年5月13日(月)ホンダ青山ビルにて


―開幕戦の日本GPに向けて準備は順調ですか?

藤波「ヨーロッパラウンドとは違い、移動に多くの時間を要します。あらかじめ練習用マシンを日本に送り、事前の練習に備えるなど、多くの準備が必要。ライダーの健康管理にも気をつかいますね」

―1.2フィニッシュを狙いますか?

藤波「まずは体調を万全にして、全ての力を発揮できるようにします。その結果、1.2フィニッシュにつながればいいです。マルセリ選手は、昨年の日本GPで表彰台を逃していますから、今年は表彰台を確実にしたい」

―無敵のボウ選手は、すでに37歳。体力面でのアドバイスは

藤波「テクニックの衰えはありませんが、怪我をすると治りが遅くなります。練習メニューなども含めて、アドバイスしています」

―ボウ選手は、2027年までHRCと契約を結びました。2027年には藤波さんが引退した41歳になります。藤波さんを意識した契約なのでしょうか?

藤波「ボウ選手は、40代で40連覇を狙っているのだと思いますよ」

―HRCとマシンの性能向上について、どんなやり取りをしていますか?

藤波「ボウ、マルセリ選手双方の要望を伝えながら、密に打合せします。自分は、半分スペイン人、半分日本人のような存在なので、コミュニケーションは上手くとれていると思います」

青山エルカムプラザでは特別展示も行われている(5月15日まで)。


―モビリティリゾートもてぎのセクションや会場の素晴らしいところは

藤波「とにかく観戦しやすいですよ。そして、セクションは、同じ場所でも岩の設定などを毎年変えています。きめ細かい対応をしているので新鮮な感じで見られると思います」

―全日本で戦う先輩ライダーに一言

藤波「小川友幸選手と黒山健一選手は私の先輩ですが、私の方が早く引退してしまいました。二人にはまだまだ頂点で戦ってほしい。同じクラスで4ストローク、2ストローク、電動の3種類のパワーユニットを見られるのもトライアルならではの魅力です」

                    ※          ※          ※

 2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック 日本グランプリは、5月18日(土)・19日(日)の2日間にわたり、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される。大会の概要とチケットの情報は下記サイトで検索を。

https://www.mr-motegi.jp/wctrial/

(インタビュー・写真:高山正之)

ミスター・バイクBGの読者プレゼントとしてサイン色紙をいただきました。ミスター・バイクBG7月号プレゼントコーナーをご覧下さい。
2024/05/13掲載