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ドゥカティがEICMAでスクランブラーのニューバージョンと2台のオリジナルコンセプトを発表

 
 ドゥカティ・ワールドプレミア2020で発表された新型「ドゥカティ スクランブラー・アイコン・ダーク」が世界初公開された。また、ドゥカティ スクランブラー・ブランド・ユニットが設計し、ドゥカティ・スタイルセンターが製造したコンセプトバイク、「モタード」および「デザートX」も展示された。

「モタード」コンセプトは、ドゥカティ スクランブラー800のスタイルをさらに進化させたモデルで、1980年代のスーパーモタードにヒントを得て、ドゥカティ スクランブラー・デザート・スレッドのレーシング・スタイルから派生したデザインを特徴としている。また、公道で使用することを想定し、SCRと呼ばれる溝付きのスリックタイヤを装着している。フロントに装着されたセッケンナンバー・プレートは、象徴的なスクランブラー・ヘッドライトを模した形状としている。ツヤ消し仕上げが施されたスチール製タンクには、ティアドロップ形状のタンクをさらに強調するカバーが左右に装着されている。
 

「ドゥカティ スクランブラー・アイコン・ダーク」。
「モタード」コンセプト。

 

「デザートX」コンセプト。

 
 もう1台のドゥカティ スクランブラーの進化形が「デザートX」だ。このコンセプトモデルは、パリ・ダカールといった1990年代を象徴するラリー用レースバイクにヒントを得ているという。レトロな雰囲気、機能的なスタイルにクリーンなラインを組み合わせ、時代に色褪せないタイムレスなコンセプトを特徴としている。

 ドゥカティ スクランブラーの新しいバージョンも、EICMAで注目を集めていた。ドゥカティ スクランブラー・アイコン・ダークと名付けられたこのモーターサイクルは、800ccラインナップに追加されたエントリー・モデルだ。特徴的な“マットブラック”のカラーが採用された燃料タンクとフェンダーを備えたアイコン・ダークは、スクランブラー ワールドが提供する数多くの純正アクセサリーを使用して、バイクを自分好みにカスタマイズするための理想的なベースマシンとなる。

 ドゥカティ スクランブラー・アイコン・ダークは、既存のドゥカティ スクランブラー・アイコン、フル・スロットル、デザート・スレッド、カフェ・レーサーのラインナップに追加される。

■ドゥカティ・ジャパン https://www.ducati.com/jp/ja/home

2019/11/09掲載