「PAN AMERICA」は、『高度なアドベンチャーモデルとして、過酷な環境をものともしない耐久性を有する“冒険家”のための二輪マルチツールです』（H-Dのリリースより）。
排気量1250ccのRevolution Maxエンジンは、145馬力、最大トルク90ft.lbs.以上を発生。そして「BRONX」では、『ミドル級のストリートファイターモデルでありながら妥協のない卓越したパフォーマンスを発揮します』（同）。搭載されるエンジンは、排気量975ccのRevolution Maxエンジンで、それぞれ115馬力、最大トルク70ft.lbs.以上を発生するという。

これらの新たな水冷60度Vツインエンジン「Revolution Max」は、幅広いパワーバンドで柔軟なパフォーマンスを提供するように設計されている。シリンダーは60度Vツイン。デュアルダウンドラフトスロットルボディ用のスペースが確保され、空気の流れがを最大限にしてパフォーマンスを向上させている。エンジン重量も最小化しながらもパフォーマンスの最大化を狙っており、ライダーの快適性を高め、車両の耐久性を向上させ、エンジンの振動を緩和するカウンターバランサーも採用している。
　

「PAN AMERICA」。

「PAN AMERICA」。

「BRONX」。

「BRONX」。

　
今回発表した両モデルは、2018年7月に発表したHarley-Davidsonの中期経営計画「More Roads to Harley-Davidson」に基づくものであり、ミドル級製品を含む新しいセグメントへの拡大を実現するもの、と発表された。ちなみに発売は「PAN AMERICA」と「BRONX」ともに2020年後半を予定。日本市場への導入の有無、詳細な導入時期、価格を含めた仕様の詳細は発表日時点では未定とのこと。

■ハーレーダビッドソンジャパン　https://www.harley-davidson.com/jp/ja/index.html