全日本ロードレース選手権に参戦している日本郵便HondaDreramが筑波サーキット コース1000で、プロライダー達と交流しながら安全運転への意識を高める「2023T.Proサーキット走行会を開催した。このイベントには一般のバイクユーザー65名が参加した。
小山知良(ST600クラス)、高橋裕紀(ST1000クラス)、高橋巧(ST1000クラス)、岡崎静夏(J-GP3クラス)、若松怜(J-GP3クラス)が参加し、ライディングレッスンの講師を務めた。
「実施種目・・・急制動&スラローム」
ライディングレッスンでは、急制動とスラロームの2種目を課題として実施し、参加者のひとりひとりに直接アドバイス。アドバイスを生かして走行することでバイクの挙動の変化を感じ取ってもらった。
「激観ライダーデモ走行&コースウォーク解説」
コースウォークでは、参加者自身が走ったコースを歩きながら、コースを走る上での各ポイントについて手島雄介監督直々にコース解説が実施された。
地方創生プログラムの一環として応援している「バイク弁当」とのコラボレーションが実現し、参加者へ埼玉県秩父郡小鹿野町の「バイク弁当」で昼食をとり参加者との交流を深めた。パドックには全日本のピットが再現され、レーシングライダー気分を味わい、自由に撮影する機会を設けた。また、希望者にはプロのカメラマンが撮影した走行写真が有料で提供された。
全日本ライダーが2023年シーズンを戦った本番車でコースを周回する姿を近距離で見ることも出来るなど、盛りだくさんの内容だった。
参加者は「プロのレッスンと先導、一日中大満足でした! 先導付きでライン取りも分かりやすく、ライダーの方から直接アドバイスもいただけてとても貴重な体験でした。公道では安全にバイクを楽しみます」と語り、大満足の1日を過ごした。
(レポート:佐藤洋美)