10月29日(日)、埼玉県のオフロードヴィレッジで開催された全日本モトクロス選手権・関東大会(第8戦)において、ホンダの電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」がTeam HRCから最高峰・IA1クラスに実戦デビュー。AMAスーパークロス、AMAモトクロスでチャンピオン経験のあるベテランライダー、トレイ・カナードを起用し、3ヒートに挑んだ。結果はヒート1で2位、ヒート2&3は転倒によるトラブルでリタイアだった。
トレイ・カナードのコメント
「この週末は自分にとって大きなチャレンジでしたが、開発にとってはすばらしいレースでした。コースに出るたびにCR ELECTRIC PROTOを改良し、チームもチャレンジに応えてくれました。戦闘力を特に証明できたのはスタートで、3回のホールショットのうち2回が決まりました。また、コース上には印象的なセクションもいくつかあり、このマシンの将来が楽しみです。チームががんばってくれたのに、全ヒートを完走できなかったことは残念ですが、デビュー戦にも関わらず大きなポテンシャルがあることは証明できたと思います。この開発に参加できたことに感謝していますし、懸命に働いてくれた一人ひとりを誇りに思います」