ミスター・バイクBG 2023年9月号、8月12日発売！

特集

涼風と残響

プレミアム400の頂点、
ホンダCBX＆CBR

現在も大人気の、1970年代末～1980年代中期の空冷４ストローク直列4気筒400ccモデル。中でもホンダCBX400FとCBR400Fは１、２を争う存在で、現在の車両販売価格はかなりのものになっています。なぜなのか。メカニズムとしての魅力はもちろん「バイク文化そのものを創ってきた」からではないでしょうか。両モデルが現行車だった当時、どのように使われ、その時代を共有した人達の心に何を刻んだのか。絶版車となってからメディアに登場したときに、どのように映ったのか。バイクとはエモーショナルな乗り物であるのは皆さんご存じかと思います。今回は「CBX＆CBRの時代」から、その魅力を辿ります。

市川　仁が絶版車を斬る
特別編 KAWASAKI GPZ900R CUSTOM

水冷世代のＺとして、登場以来高い人気を誇り続けるGPZ900Rニンジャ。カスタム仕様も数多く生まれ、手法や思想も時間と共に進化してきました。では現在のニンジャカスタムはどうなっているのか。長年手掛けてきたビルダーによる「目から鱗」のコンプリートを、今回特別編として試乗します！

マニアックバイクコレクション

バイク史の中で技術的に大きく発展した1980～1990年代は、大型車はもちろん中型車にも沢山の４気筒エンジンモデルが登場しました。しかも、スポーツモデルだけではなく他のジャンルにも！　日本のメーカーならではの百花繚乱を、オーナー達は楽しんでいたのです。「現在もラインナップされていたら相当面白いだろうな」と思えるバイク達を集めてみました。

Nitty Gritty 現行車ニチギチレポート
帰ってきた大いなる「普通」
Honda CL250

ニューモデル市場では、他車と差別化し個性を出そうとするあまり、使い方が限定される傾向になってしまいがち。それはそれで良いのかもしれませんが「じゃあ普通のバイクってなんだ？」と気になってきます。シチュエーションを限定せず、幅広い用途に対応してくれ、車体デザインにおいてもしっかり個性がある……。現行車においてはホンダCL250が当てはまるのではないかと思い、今回「普通に」使ってみました。