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8月6日決勝、“真夏の祭典”こと鈴鹿8耐に続々エントリー表明

「TONE RT SYNCEDGE4413 BMW」

 TONE RT SYNCEDGE4413 BMWは、全日本ロードレース選手権に参戦している星野知也と綿貫舞空に加え、昨年鈴鹿8耐とボルドール24時間レースを共に戦った中冨伸一を第3ライダーに起用、SST(スーパーストック)クラス優勝を目指す。

 中冨と星野は全日本ロードJSB1000クラスにおいて同じダンロップタイヤを使い、開発を担いながら参戦している。山下 祐チーム監督は「ベテランライダーであり経験豊富な星野選手と中冨選手の走りから、8耐初参戦の若手ライダー綿貫選手が様々な事を学び自らの走りに活かす事で、必ず結果に繋がると確信しております。昨年逃したSSTクラス優勝を奪還すべくチーム一丸となって戦います」と語る。

 星野は「昨年、中冨選手と参戦したボルドール24時間でも素晴らしい仕事をして頂きました。一緒に鈴鹿8耐に参戦出来ることを嬉しく思います」と中冨を歓迎。中冨も「昨年の鈴鹿8耐はクラス3位でしたがクラス優勝目指して頑張ります」と気合を込める。綿貫は「人生で初めて鈴鹿8耐に参戦します。憧れていた鈴鹿8耐で自分に与えられた仕事をこなせるよう努力します」と初めての鈴鹿8耐に挑む。

 高村嘉寿チーフメカニックは「今年は2019年に優勝した時のようにしっかり準備をして取り組みたいと思います。マシンも熟成されてきているので、楽しみでしかたがありません。皆さん、ご声援よろしくお願いいたします」と語った。


「浜松チームタイタン」

 全日本ロードレース選手権ST1000に参戦している村瀬健琉と浜松チームタイタンの武田数馬が鈴鹿8耐に参戦することが発表された。昨年から2度目の顔合わせとなる。昨年は3人体制で挑んだが、今季は村瀬と武田のふたり体制で挑む。

 昨年の8耐は2度のマシントラブルで総合39位となり、8耐参戦権利を得ることが出来なかった。参戦権のないチームは、その権利を得るために鈴鹿2&4で権利を求めるチームと争わなければならない。村瀬は、権利内順位を走行していたが、他車と接触転倒リタイヤをなり、権利獲得ならず。2度目のチャンスである鈴鹿サンデーロードレースに挑むも、単独転倒してしまい対象外順位で終わり、最後のチャンスである主催者推薦に頼ることに。結果、2023年実績(タイムや順位)及び過去実績により、大会主催者推薦による8耐出場権利獲得となった。

 村瀬は「今年は完走&SSTクラス表彰台を狙って参ります」と神妙に語った。やっと得た参戦権利を大事に浜松チームタイタンは、ふたり体制で上位を目指す。

(文:佐藤洋美)







2023/06/16掲載