Facebookページ
Twitter
Youtube

ニュース

折り返しの第4戦、絶対王者8連覇
JSBクラスレース1、スタート。
2022年6月4・5日
全日本ロードレース選手権シリーズ
第4戦・スーパーバイクレースinSUGO


 全日本ロードレースははやくも前半戦の折り返しラウンド。JSBクラスは決勝2レースが土日に分かれて開催されました。

JSB1000

 土曜に行われたレース1、渡辺一樹(#15)が勢いよく1コーナーに飛び込んでいきますが、2コーナーを立ち上がるころにはポールポジションの中須賀克行(#1)がトップに立ち、渡辺、岡本裕生(#29)、作本輝介(#27)、亀井雄大(#6)、岩田悟(#8)の順。オープニングラップからハイペースで攻める中須賀が、5周目には後続に3秒以上の差をつけ引き離していきます。

 2番手争いは、渡辺、岡本、亀井、作本の集団。4周目に亀井が3番手に上がったのですが、5周目の3コーナーで転倒。8周目には岡本が渡辺をパス。1ヶ月前に行われたSUGOテスト1日目に転倒して、背骨を骨折した渡辺は自身の体調とマシンの調整不足が響き、続くストレートでは調子を上げてきた作本にもパスされ4番手に後退。

 2番手の岡本はペースを上げて中須賀を追いますが叶わず、25ラップのレースは中須賀が後続に4秒8の差をつけてゴール。2位岡本、3位には作本。

1周目をトップでもどってきた中須賀。蔵王の峰にこの時期に残雪があるのはまれだという。
王者中須賀をなんとか攻略しようとする岡本、続く亀井、作本。
レース後半、いったんは4番手に落ちたが再度、中須賀にアタックを挑む岡本。
SUGOテストの1日目に転倒しドクターヘリで運ばれた渡辺一樹。背骨の横突起骨折は完治していないが前回のレースより幾分かマシだったという。
レース1はマシントラブルによりリタイヤしてしまった名越哲平。骨折により2レースを欠場したツケは大きい。後半戦の巻き返しに期待したい。
niu
レース1、3位はアステモ・ホンダのエース作本輝介。ようやく表彰台でほっとした顔。
桜井ホンダは都内に5店舗を経営する町のバイク屋さん。レース以外の時はメカニックさん達はお店のスタッフとして働いています。


 レース2は、午前中のアクシデントにより5周減算され20周で戦われました。

 亀井がいいスタートを切りますが、ホールショットは中須賀。1周目を終えてトップグループは中須賀、亀井、渡辺、岡本、作本、濱原颯道(#2)の順で戻ってきますが、3周目に入ったところで濱原が転倒し離脱。6周目には亀井を抜いた岡本が先輩・中須賀の背後にぴったりと付けます。岡本は何度も中須賀にアタックしようとしますが、11周目にミスしてしまい4番手に後退。

 ここから奮起した岡本の挽回のレース。15周目に作本をパスし、17周目に亀井をパスして2位に浮上。中須賀はレース後半スパートをかけベストラップを更新していきますが岡本がそれに追いつきます。

 ラストラップ、勝負に出た岡本は中須賀に並びかけますが抜くまでには至らず、20周のレースは中須賀が開幕8連勝、昨年からの通算18連勝を決め、岡本は0,184秒差2位でチェッカー。3位争いはラストラップに作本が亀井の前に出ますが、亀井が抜き返して今季初の表彰台を獲得。

JSBクラスのレース2スタート。
レース2は珍しく転倒をしてしまった濱原。8耐に向けて気持ちを切り替えて。
亀井は今季初表彰台。
全日本ロードレースでは4メーカー以外の外国車も参戦しています。関口太郎選手今回は8位、9位と、なみいる強豪のなかシングルフィニッシュ。
中須賀から教わった知識を吸収し、JSB一年目から躍進の岡本。
niu
チェッカー後、お互いを讃えあう中須賀と岡本。
レース2のスパークリングファイト。
今シーズン全勝優勝のナカスガサーン。


ST1000

 リッターバイクを用い、タイヤがダンロップのワンメイク、JSBクラスより改造範囲の狭いストック仕様で戦われるST1000クラス。トップ争いは熾烈を極めました。

 開幕を4位で終え、第2戦、3戦を清成龍一選手の代役としてJSBクラスに参戦した国峰琢磨(#29)と、今シーズンはアジア選手権に戦いの場を移し、先週末にマレーシアで開催されたASB1000にて初優勝を飾ったばかりの、昨年のST600チャンピオン埜口遥希(#45)がスポット参戦。終盤はこの二人の一騎打ちになり、最終ラップの熱いバトルを制したのは国峰琢磨。

スタートで出た埜口。
国峰がトップに立ち、埜口との一騎打ちがはじまりました。
国峰はJSBクラス代役参戦を経て成長した走りを見せてくれました。
埜口はアジア1000で優勝したばかり。全日本は今回が最後、次戦は8月のアジア選手権in SUGOです!
国峰とラストラップまで戦った埜口。
ST1000優勝の国峰。
表彰台、お互い握手、いいレース。
トップ争いには絡めなかったが3位争いを制して表彰台に滑り込んだ高橋裕紀。


ST600

 2レースで行われた600クラス。土曜のレース1では羽田大河(#37)、小山知良(#2)、荒川晃大(#3)の3人のトップ争い。11周目に首位に立った小山が制しました。レース2は複数台の転倒によりレースが中断。コース上のオイル処理のため、長時間のウェイティングののち12周でレースが開始され、スタートからトップに立った荒川晃大がポールto フィニッシュ!

決勝レース1、小山・羽田・荒川のトップ争い。ベテラン小山のレース運び、絶対に抜かせないテクニックに最後まで翻弄される若手の2人でした。
羽田大河が属するモトアップレーシングのオーナーは長島哲太です。
優勝の小山と、最後まで戦い切った羽田も笑顔。
レース2は大幅ディレイののち再開。荒川晃大のポールtoウィン。


(撮影&レポート:楠堂亜希)







2022/06/09掲載