若年層に身近なSNSで二輪車の魅力を発信、興味関心の醸成と情報の拡散を目指すホンダの二輪市場活性化プロジェクトである「HondaGO(ホンダゴー)」。新たに二輪車のリアルな乗車体験の提供を始めたのが「HondaGO BIKE STAND(ホンダゴー・バイク・スタンド)」と「HondaGO BIKE CHALLENGE(ホンダゴー・バイク・チャレンジ)」だ。
そのひとつ「HondaGO BIKE STAND」はホテルやキャンプ場、商業施設などで行っているバイクレンタルサービス。クルマの免許で運転可能な50cc バイク(第一種原動機付自転車)を、施設利用者等へ貸し出し、乗車体験を通じてバイクの楽しさや便利さを実感できる環境を提供するというもので、8月30日の天神浜オートキャンプ場(福島県耶麻郡)に続き、9月10日には材木座テラス(神奈川県鎌倉市)でサービスが開始された。
このサービスはこれまでバイクに触れたことがない若年層や女性がメインターゲット。そんなこともあり、材木座テラスに用意されている車両は初心者でも運転しやすいクラッチ操作の無いスクーターのジョルノやクロスカブ50をメインに、普通二輪の小型限定以上の免許が必要となるがモンキー125もスタンバイ。利用方法は事前予約、または空きがある場合は現地での受付も可能。利用料金は無料だ。保険は車両側で加入済で、対象年齢は20歳以上となっている。
クルマの免許を取得した際、原付講習を受けているかもしれないが、初心者がいきなりバイクを運転するのは不安も多い。「HondaGO BIKE STAND」では原付講習の現場を体験し、初心者が気をつけなくてはならないことを熟知した受付スタッフがいるのでアドバイスを受けることができる。また、希望者にはヘルメットやグローブ、長袖ジャケットも無料で用意されている。
いざ、バイクを借りて走り出せば、レンタル時間は特に決まっていないのでお尻の時間に慌てることなく二輪車ならではの“自由”を楽しむことができる。材木座テラスは国道134号線沿いということもあり、海風を直接受けながら走ることができたり、鎌倉周辺の観光スポットを訪れることもできるなど、最高のシチュエーションでバイクを体験することが可能。おそらく、この体験で多くの人がバイクに対し興味をもってくれるだろう。親しい友達を誘って訪れるもよし、または二輪免許をもっている彼氏や旦那さんとタンデムで訪れ、材木座テラスからは2台でプチツーリングを楽しむことも可能だ。
9月25日(水)からはホテルアンテルーム京都(京都市南区)でもサービスが開始されるので、古都と一緒にバイク体験ができることになる。今後、「HondaGO BIKE STAND」が日本各地に広まっていくことに期待したい。
尚、若者に人気のアウトドアイベントや屋外フェスにて ブースとして出展される「HondaGO BIKE CHALLENGE」は、特設コースで安全運転の指導を受けながら、50cc 車両を体験できるアクティビティーを提供。今後は●9月14日(土)・15日(日)「New Acoustic Camp 2019」(群馬県・水上高原ホテル200) ●9月27日(金)~29日(日)「GOOUT CAMPふもとっぱら」(静岡県・ふもとっぱらキャンプ場)●10月5日(土)・6日(日)「山モリ!フェス」(神奈川県・秦野戸川公園)●11月1日(金)~3日(日)「GOOUT CAMP関西」(京都府・STIHLの森 京都)で展開されるので訪れてみてほしい。
HondaGO
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