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“ステディ”エディ、最高峰クラス3度目の栄冠

 モータースポーツや二輪関連映像でお馴染みのウィック・ビジュアル・ビューロウより、1980年代の熾烈な世界GP最高峰レースの様子をうかがい知ることができる作品「GRAND PRIX総集編【新価格版】DVDシリーズ」が毎月リリースされている。その第6弾となる1988年シーズン版が発売された。開幕直前にフレディ・スペンサーが突如引退を発表、ウェイン・レイニーやケビン・シュワンツがフル参戦を開始した年だ。

 開幕戦ではそのシュワンツが大金星をあげるが、シーズン全体は前年のチャンピオンであるワイン・ガードナー、1984・1986年チャンピオンのエディ・ローソンによる対決となり、15戦中7勝を含む表彰台登壇回数12回とステディぶりを発揮したローソンが最高峰クラス3度目の王座に輝く。ガードナーは4勝、シュワンツが2勝、レイニーとケビン・マギーもそれぞれ1勝ずつ記録した。

 日本勢の平忠彦はスポット参戦となり、八代俊二は2年目のシーズンながら第11戦のフランスで転倒負傷し以後のレースに出場できなかった。

本編約60分。2,530円(税込)。

ウィック・ビジュアル・ビューロウ
http://wick.co.jp

「GRAND PRIX 1988 総集編【新価格版】」







2021/12/24掲載