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連覇中のホンダ、新たな戦いが始まる前に読んでおきたい1冊

 間もなく、サウジアラビアで開催されるFIM世界ラリーレイド選手権・開幕戦「ダカールラリー2022」の戦いの火蓋が切っておとされる。CRF450 RALLYで3連覇を目指すホンダはパリをスタートしアフリカ大陸を舞台に争われていた1980年代、XR500をベースとするマシンで1982年に二輪部門で初優勝。1986年にはHRC(ホンダ・レーシング)が水冷V型2気筒エンジンを搭載するワークスマシン・NXR750を開発、1989年の活動終了までに4連覇という偉業を成し遂げる。

 その様子をつぶさに取材した著者による“唯一無二の書”、ホンダのラリー活動の原点を徹底取材したドキュメンタリーが増補二訂版としてリリースされた。

 1989年刊行の同書の内容の再確認が行われ、新たに発見された当時の写真や資料、2013年から再参戦をしているダカールラリーの戦績などの追加が実施されている。 A5判、並製、233ページ。2,640円(税込)。

グランプリ出版
https://www.grandprix-book.jp/

西巻 裕 著
「HRCのNXR開発奮戦記 ホンダ パリ・ダカールラリーの挑戦 1986-1989 [増補二訂版]」







2021/12/15掲載