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●第114回「ちょっと気になる変態ラジオ」

さてさて、まだまだ引きこもりの毎日が続いているため、ネットショッピングの頻度も増えてきました。
最近、妙に気になるものがありまして。

「防災ラジオ」っていう類なのです。若干違和感がありますが、ためしにヨドバシドットコムでベストセラーを検索してみると、どーん。

防災ラジオ
「防災ラジオ」で検索してみました。

こんな感じでソニーやパナソニックなど有名どころの、手回し充電や、ライトが付いたラジオが続々表示されました。
でも、普通のラジオと比べると値段が高いのです。防災用として、充電式バッテリーを内蔵したり、手回しやソーラー充電、さらには防水に対応しているからなのかもしれませんが。

ところで「防災ラジオ」って名称、おかしくないすか?(防災=災害を防止すること)

この類の品々は、名前の他機能性にも違和感が満載で、「手回し充電でLEDライトを点灯」する程度ならともかく、FM放送を高音質(ステレオ)でお楽しみいただけます。とかスマホも充電できちゃいます。などと書いてあったりして、災害時用としてどうなんですかね。

手回し発電を使ったことがあればわかると思いますが、電圧はふらふら変動するし、光量が安定しないですよね。
ソーラーパネルも同様で、いまどきのスマホを日中の何時間かでフル充電しようと思ったら、もう畳の大きさが必要なはず・・・。

という訳で、これらの製品はたいてい内蔵の充電池が主電源。しかし、それを手回しで満充電しようとおもったら、何週間かかることやら。おそらくですが、手回しやソーラーパネルは、付けておけば災害用として売れる? という作戦なのかもしれません。

これを踏まえ、某ショッピングサイトをふらふらしていると、これ本当に使えるの?とか、なんでソレ付けるかなぁ、等々、妙~な機能を組み合わせた「変態ラジオ」が散見されます。製品の写真や説明文も妙なものが多く、突っ込まないで居るのが難しいほど。

例えばこんな感じ。

アンテナから何が
アンテナから何か出てる。はたまたWifiスポット?。

題名のラジオに緊急とか携帯とか防災とかつけすぎ。災害時に気象庁を差し置いてNOAA(アメリカの天気予報)聞くんかいっ? SOS音声アラームってちょっと気になります。デカい音で声が出るんでしょうか。写真のアンテナから何か出てる。Wifiスポットなの?それとも何か電波出したりして。

栓抜きが
栓抜きとは、やってしまいましたね。アウトドア用なのかな。

アウトドアで栓抜きは無いと困るかもですが、こんなプラスチックの箱にそんなの付けちゃって大丈夫なんでしょうか。時に中身が吹き出しちゃったりも考えられますよ。
・・・そういえば栓抜きって、なんだかご無沙汰しています。

売れ筋
さいきんこんな感じの黄色いやつが多いです。

売れ筋商品の一例ですが、こんな感じで、お値段は2000円~5000円くらいの幅があるようです。価格差は、内蔵バッテリーの大小や、液晶パネルが付いていたり、という違いかも。どの商品も検索で目立つため? やたら防災、地震、震災などが連呼されているのが特徴。

ソーラーパネル
写真の説明が雑すぎ。

おいそこ、LEDライトのスイッチじゃない、に始まり、充電ボタンっていうところも、実は「内蔵電池を充電する」「乾電池を使う」「SOS機能を発動」の切り替えスイッチになっています。ちなみに、この位置がSOSなのは怖いです。同類製品のレビュー各所に「OFFしようとしたら大音量が・・・」の書き込みが多いのはこのおかげです。

電器
電器で充電、とは。

見れば機能は分かるんですけど、電器やケーブルで充電できます、っていうのがじわじわ来ますね。あと、手回しの方向が逆なのです、たぶん。

作業モード
なんの作業?

なにか作業するときの特殊機能? じゃなくて、たぶん、充電池で動作する。って言いたいのかと。そして、大容量充電池を内蔵しているのに、単四電池(自分で購入)を三本入れちゃう機能性もすごい。

電池スロット別売り
まさか、この部分だけ別売り?

スロットが別売りじゃなくて、「中に入れる単三電池は」付属しませんって言いたいんですね。電池オーマットつまみは、いまだに意味が分かっていません。

大画面に地デジが衛星パラボラ
ついにテレビの時代が?

あー、何か来ちゃいましたね。てれび。このサイズで大画面!の説明にはどれだけ喜べば良いかわかりませんでした。そして、地デジのマークが衛星アンテナなのがじわじわ来ています。SDカード互換性のマークは玄人的に「これはSDじゃなくてマイクロSDだろ!」ってなります。

6手回し充電テレビ
とりあえず、いい感じにハンドルが付いてます。

いよいよテレビにも、防災機能として手回しが付いちゃってます。そしてスタンドで斜め↓に向いちゃっているライトや、温度計には、え?どこの温度を測るの? など疑問の嵐です。ライトは後で知ったのですが、「読書灯として便利」だそうです。この機種もライトOFFスイッチを侮ると、大音量でSOSアラームが鳴る模様。怖っ。さらに「ネットワークはUSB」がさらに混沌を極めています。

エネループ
適当すぎるコピペ。

一際目立つこの電池、どこかかで見たことのあるロゴなのです。時折、文字の裏表が反転していたりします、サイズを合わせるのに苦労されたのでしょうか。

さては魔改造
お前、この前まで普通のBluetoothスピーカーだったんじゃ・・・

スマホの音楽を高音質で再生できる、持ち運びに便利。バッテリー内蔵のラジオ付き、Bluetoothスピーカーってよくあるんですよ。
ええ。
そこに、充電ハンドルを筆頭として、コンパスやロッドアンテナやソーラーパネルやLEDライト等々、よくぞまぁ付けてくれましたねという感想。恐るべし防災対応。

オーム電機
結論、国内メーカー品は、見た目が良さげ。

ということで安心安全の国内サイトには、老舗メーカの製品があって一安心。こちらは落ち着いたデザインの商品でなによりです。

停電時のため、何かよさげなのがあれば買おうかと巡っていたのですが、決め手に欠けるため未だに買えずじまい。

地域一帯が完全に停電した場合はそもそもスマホ使えませんよね。充電できたとしても圏外ですし。これまでの経験でも、TVやラジオの広域放送は、地域の情報はなさそうですし、AMラジオはロッドアンテナじゃなく、しっかりしたフェライトアンテナでないと雑音だらけでしょうし、最近はFMの下の方の周波数で同じ内容が聞けるからAMは無くてOKなんじゃ?と思ったりするのです。

そうそう、先ほどのオーム電機の商品には、手回し充電の説明がちゃんと書かれていましたよ。

===
(利用可能時間)
・手回し充電:ラジオ/約30分、ライト/約10時間、携帯電話/通話約60秒・待ち受け/約65秒、スマートフォン通話/約20秒・待ち受け/約30秒
 ※手回し充電は120回転/分で約3分間充電したときの目安です。
 ※電池持続時間は目安であり、周辺環境、接続機種、使用状態により異なります。
 ※ラジオは50%音量にて使用した場合の目安です。
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要約すると
「秒速2回転で3分頑張ると、スマホの待ち受け画面が30秒見られます」
・・・ですよねー。

それではまた-。


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2021/05/24掲載