2020年度全日本ロードST1000で初代チャンピオンを獲得した高橋裕紀（日本郵便HondaDream　TP所属）が１月17日、JPタワーホール＆カンファレンスにて、日本郵便株式会社主催の「2021年用年賀　お年玉くじ抽選会」にオートバイライダーとしてゲスト出演した。高橋は、お笑い芸人ぺこぱ（松陰寺太勇、シュウペイ）女優の堀田真由、日本文学者のロバート・キャンベル、フリーアナウンサーの宇野なつみと共に登壇した。

　堀田さんは「年賀はがきは、毎年マネージャーさんに、感謝を伝えると共に、目標を書いています」と語り、ロバートさんは「こんな時期だからこそ、葉書で思いを伝えることが大事に思う。その良さが再認識されているのでは」と語った。

　また、今年印象に残る年賀はがきは？　の問いにロバートさんは、作家、脚本家の内館牧子さんからの葉書をあげた。シュウペイさんは「母から、そろそろ、大きな家に住みたいなと、目が覚めるようなことが書かれていた。いつか、親に家をプレゼントしたいと思っていたので、実現できるように」と語った。松陰寺さんは「歯医者さんから検診の案内があり、自分を忘れていないなとありがいと思った」と笑わせた。

　堀田さんは「祖父母」からの葉書をあげ、新型コロナウィルスの影響で、なかなか会えないが、温かな思いを感じたと語った。宇野さんは、新人アナウンサーの時にお世話になった恩人の名をあげた。高橋は、長男・慶志郎（７歳）からの葉書をあげ「小学校１年の授業で書いたものですが、宛名を書いて投函されたもので、裏には鉛筆書きで家族の似顔絵が書いてありました。息子の成長を感じ、心に残るものになりました。大切にしたい」と笑顔を見せた。

　宇野さんが進行を務め、１から０が描かれた円形の的にボーガンを打ち射抜くという方式で行われたお年玉くじ抽選会は、高橋が１等の十万の位を７に命中。以下、万の位：ロバート→５、千の位：シュウペイ→７、百の位：松陰寺→４、十の位：堀田→６、一の位：ねんガール→２と打ち抜き６桁の数字が出そろい、１等の当選番号が決定した。

　抽選会を終えて高橋は「当選番号と頂いた年賀ハガキの番号を確かめるのが楽しみでした。それが今年は、その番号を決める抽選人として参加、夢のようですが、ものすごい大役でもあり、緊張しました。無事に終えることが出来てほっとしています」と語った。

　高橋は、多くの報道陣の前で堂々とした振る舞いで、他のゲストと共に大きな拍手を浴びて大任を果たした。今季は、全日本ロードレース選手権ST1000でV2を狙い、世界耐久選手権にフル参戦と大忙しのシーズンを迎える。コロナの終息を願いながらも「悔いのないシーズンとしたい」と誓った。

（レポート＆写真：佐藤洋美）

●2021年のお年玉付き年賀はがき
１等は昨年に引き続き現金30万円か選べる電子マネーギフト「EJOICA（イージョイカ）セレクトギフト」（31万円分）。３等のお年玉切手シートはこれまでの「のり式」から「シール式」になった。賞品の引き換えは７月20日まで。当選番号は以下の通り＝全券種共通、各組共通。

・１等：現金30万円または選べる電子マネーギフト「EJOICA（イージョイカ）セレクトギフト」（31万円分）「６けた　757462」
・２等：ふるさと小包など「下４けた　6335」
・３等：お年玉切手シート「下２けた　60、58、50」

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