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ボウ、HRCと共に連覇をどこまで伸ばすか!?


 FIMトライアル世界選手権に2003年より参戦、2007年にRepsol Montesa HRC(現Repsol Honda Team)に移籍したスペイン出身のライダー、トニー・ボウ。HRCのワークスマシン・Montesa COTA 4RTで初の世界チャンピオンを獲得以降、2020年までに14年連続14回のチャンピオンに輝き、人工セクションを走破する屋内競技・Xトライアル世界選手権でも2007年から14年連続でチャンピオンを獲得、合わせて28連覇という前人未踏の偉業を更新中だ。

 そんなボウがホンダ・レーシング(HRC) と契約延長に合意。 2022年シーズンから3年間、ワークスチーム「Repsol Honda Team」より参戦することとなった。


Repsol Honda Team トニー・ボウのコメント
「私はこの契約更新にとても満足しています。私を信頼してくれたHondaに感謝します。素晴らしいチームであるとともに、素晴らしい絆で、私たちは多くの成功を収めてきました。このような困難な状況において、私に信頼を示してくれたことを誇りに思います。2022年以降の契約更新は、私のキャリアと、ここ数年一緒に行ってきた素晴らしい仕事に対する評価だと思います。私はこのチームにもっと何年も所属できることを願っています。ここは私の居場所ですから、何も変わらないことを願っています」

株式会社ホンダ・レーシング(HRC) 野村欣滋 代表取締役社長のコメント
「トニー・ボウ選手と、来年以降もRepsol Honda Teamで戦えることを大変うれしく思っています。この28連覇の偉業も決して簡単なものではなく、怪我に苦しみながらチャンピオンを獲得した年もあり、タイトルへの強い執着心がなせるものだと思います。プロフェッショナルライダーとして、長年にわたり心技体(精神面、技術面、体力面)を、高いレベルで維持し続けることは並大抵のことでなく、改めて心から敬意を表したいと思います。HRCは、これからも彼が連覇できるように、マシン、チーム運営等で最大限のサポートをしていきます」







2021/01/18掲載